頭皮のべたつきやにおいが気になる季節に
2021.05.27 COTA/ヘアケア/ボリュームが出ない/頭皮ケア
気温が高くなってくると
だんだん気になってくる頭皮のにおいやべたつき・・・
実はそれ、、日々のケアで改善できます!!
ポイントは”酸化”と”乾燥”
気になるからといって
頭を洗いすぎている方は要注意ですよ〜
○頭皮のにおい・べたつきの原因○
頭皮が1日で臭くなる、夕方になるとべたつく、前髪がぺたんこになる・・・
そんなお悩みの原因は、
頭皮の油分 !!
・・・ここまでは、予想通りですよね??
ではなぜ油が出てしまうのでしょうか?
そもそも頭皮には、
皮膚を守るための油分が存在しています。
お顔を乳液やオイルで保護してあげるように、
頭皮も油分の膜(皮脂)が皮膚を守ってくれることによって、潤いを保っています。
そんな良い効果をもたらしてくれる皮脂ですが、
”あるもの”と合わさることで
・べたつき
・におい
をもたらす悪者に変身してしまいます。
その”あるもの”とは、、
紫外線
です!!
紫外線と皮脂が合わさることで
皮脂が”酸化” → ”過酸化脂質” という物質に変わります。
この過酸化脂質、
ちょっとやそっとでは取りづらいドロッとした油。。
キッチンの壁やコンロを思い浮かべてもらうとわかるかもしれませんが、
こびりついて古くなった油は茶色くなり、
普段の洗剤ではなかなかとれません!
これが頭皮の上で起こっている”酸化”です。
”酸化”した頭皮の皮脂は
毛穴につまり、抜け毛や頭皮トラブルの原因になり
嫌なにおいやべたつきを引き起こします。
これが嫌なにおいやベタつきの原因に!
また、
紫外線だけでなく
しっかり頭皮が洗えてないことでも
皮脂の”酸化”は起こってしまいます。
毎日のシャンプーで
古い皮脂を洗い流すことも大切です。
○べたつくからといって洗い過ぎは逆効果!!○
古い皮脂は洗い流さなくてはいけませんが、
洗浄力の強いシャンプー剤や、1日に何度もシャンプーをしたりすると
逆に過剰に皮脂が出過ぎてしまうことも。。
実は
必要な皮脂を取りすぎてしまうと皮膚表面を守るものがなくなるため、
刺激から皮膚を守るためにからだが勝手に必要以上の油を出してしまうのです、、!
洗えと言ったり洗うなと言ったり、、
ややこしいですよね?
通常皮脂は24時間ほどで自然酸化しますが、
それまではサラサラした油のため、お湯で洗い流すことができるのです。
しっかりとお湯で洗い流すと
汚れの約7〜8割は落ちると言われています。
頭皮の油分が気になる方ほど
たくさんシャンプーをしてしまいがちですが、
お湯でしっかり流す→シャンプーは最低限の量で、1日1回
の方法で、
頭皮を乾燥させることなく汚れもしっかりと落とすことができるのです◎
正しいシャンプーの方法は
こちらを参考にしてくださいね○
○おすすめ頭皮ケア○
ヘッドスパ
頭皮ケアに最もおすすめなのは、ヘッドスパです。
ヘッドスパの目的は
①リラクゼーションやこりをほぐす
②頭皮の汚れを落とし、水分・油分のバランスを整える
の2つあるのですが、
今回重要なのはこの ②頭皮の汚れを落とし、水分・油分のバランスを整える !
クレンジング効果で毛穴に詰まった【過酸化脂質】を落とし、
水分・油分を補充して
外の刺激から頭皮を守る力を取り戻してくれます。
頭皮用ローション
ホームケアでおすすめなのが
頭皮用のローション(化粧水)です。
頭皮を保湿し乾燥を防いでくれるものですが、
商品によっては頭皮を清潔に保ってくれる効果や
頭皮の細菌の繁殖を抑えてくれるものも。
〈COTA コタセラ スキャルプローション〉
https://www.cota.co.jp/products/cotasera/
乾燥対策には、刺激の少ない
アルコール(エタノール)濃度の低いものがおすすめです。
お湯の温度
頭を洗うときのお湯の温度も重要です。
ベストは38〜39℃
特に冬場は浴室から出たときの寒暖差で一気に水分が蒸発してしまうので
少しぬる目のお湯で洗いましょう。
シャンプーの量
シャンプー剤の量が多いと、その分洗浄力があがってしまいます。
ショート〜ミディアムで1プッシュ
ロングで1.5〜2プッシュ
が目安となります。
しっかり乾かす
寝る前に髪の毛がしっかりと乾かせていないと
頭皮の細菌が繁殖し、地肌の環境が悪くなってしまいます。
しっかりと根元から乾かしてあげましょう。
正しい頭皮ケアで
嫌〜なベタつきやにおいを予防し
サラサラ頭皮で気持ちよく過ごしましょう♪