気づくと増える白髪・・・
そもそもなぜ白い髪がはえてくるのでしょうか?
実は、髪ははじめから黒い状態で生えてくるのではありません。
毛根にある色素細胞【メラノサイト】がメラニン細胞を生成し、色のついていない毛髪に黒い色を付けることで、黒髪として生えてきます。
このメラニン色素の量が多いと濃い黒髪に、少ないと茶色や金色の髪が生えてきます。
しかし何かしらの影響でメラニンが作られなくなる、もしくは活動が低下してしまい白い状態のまま生えてしまった毛髪が「白髪」となるのです。
白髪になる要因は加齢や遺伝だけではなく
などによっても引き起こされると言われています。
歳を重ねるとだんだん細胞の働きが弱くなり、色素細胞の量が減ってきます。
黒い色素を作る細胞の働きが弱まることで、白髪になりやすくなるのです。
また、よく原因にあげられる『遺伝』ですが、医学的な証明はされていません。
ただ、骨格や毛量・毛の太さ、メラニン色素の量などは遺伝により引き継がれることが多いため、そういった面で、『白髪が生えやすい状態』になるといえます。
頭皮のこりや乾燥・重力などで頭頂部の皮膚が薄く硬くなり、中の毛細血管を圧迫することで頭皮の血流が悪くなります。
毛根に栄養を送っているのがこの毛細血管。
巡りが悪くなることで、メラニン細胞に影響し活動低下の原因になってしまいます。
頭皮の皮脂が、長時間空気に触れ続けたり、すすぎ残しや紫外線の影響などで酸化すると『過酸化脂質』と呼ばれる落ちにくい油に変わってしまいます。
台所の油汚れと同じように、こびりついた【過酸化脂質】は普通のシャンプーでは落ちにくくなり、それが匂いやフケ、かゆみの原因にも。
頭皮の環境が悪くなり頭皮トラブルが起こると細菌が繁殖し頭皮のバリア機能が低下、毛根にもダメージを与えてしまうため、メラニンの生成に影響を及ぼします。
睡眠不足や喫煙、不規則な生活が続くと頭皮のこりや血行不良に繋がる場合があります。また、極度のストレスも白髪の原因となります。
タンパク質やビタミン・ミネラルが不足すると、黒髪の素・メラニンを生成する【メラノサイト】の働きが悪くなるとも言われています。
家での毎日のマッサージで頭皮の柔らかさを保つことが白髪の予防につながります。
特に耳上の【側頭筋】の部分をほぐすことで、頭皮全体の血行促進をしてくれます。
頭皮や毛穴の汚れを落とし、頭皮環境を整えるにはヘッドスパが有効です。
炭酸やオイルを使ったものは血行促進効果のあるものも多いので、その状態でしっかりとマッサージしてあげることで通常よりも高いマッサージ効果が得られます。
6時間以上の睡眠や規則正しい生活は、頭皮環境・血液循環をいい状態に整えます。
逆に睡眠が十分でなかったり、甘いものや油っぽいものが多い食生活を送っていると、頭皮の乾燥や皮脂の分泌過剰など頭皮バランスが崩れてしまいます。
なるべく健康的でバランスの良い食事を心がけましょう。
また、『極力ストレスをためないようにすること』も、難しいですがとても大事です。
白髪が気になっている方ほど、暗いカラーでしっかりと染める!という方が多いのですが、実はそれは逆効果。
グレイカラー(白髪染め)は、一度黒髪の色素を抜いてから白い毛と一緒に染めるため脱色力が高く、通常のカラーよりも髪の負担が大きいカラーです。
また、しっかりと色を入れるために濃い色素が使われているので、のっぺりとした色味になりやすく、ボリュームが欲しい方はペタンコに、ごわつく方はより硬く多く見えてしまいます。
そこでおすすめなのが、透明感のある黄色みを抑えたカラー。
白髪を『隠す』のではなく『なじませ』『活かす』カラーをおすすめしています。
例えば、最近ではあえてのハイトーンやハイライトでぼかすカラーが人気です。
一人ひとりのライフスタイルに合わせ、お悩みをカバーする方法をお伝えさせていただきます。
カラー/ハイライト・ローライトフル/シャンプーブロー ¥14,520
いろんなケア用品を試してしているけど、手触りが変わるのはつけてすぐの時だけですぐ元に戻ってしまう経験はありませんか?
手触りが悪い原因は、ケア不足ではなく別の原因があるかもしれません。
原因に合わせた適切な処置を行うことで、今までどうやっても良くならなかった髪質が良くなっていくこともあります。
改善しない髪質にお悩みなら、一度美容師に髪の状態を見てもらうのがおすすめです。
『髪がパサつく』『つやが出ない』『広がる』『引っかかる』これらには全て理由があり、人によって理由は様々・・・
あなたの髪に今何が必要で、何が必要でないのかをきちんと判断し、必要なケアをしてあげることで髪のコンディションはどんどん向上します。
髪の内部は『タンパク質』『脂質』『水分』でできており、それらが流出することで私たちはダメージを感じます。
『タンパク質』・・・髪の80%を占めており、髪に栄養を蓄えるベースとなります。
『脂質』『水分』・・・髪の柔らかさや弾力を作ってくれます。
毎日のシャンプー・ドライヤー・紫外線や薬剤ダメージでこの『タンパク質』や『脂質』が抜けてしまうと、髪の内部に穴が空いたように隙間ができ、髪のパサつきや乾燥の原因となります。
また、エイジングによって髪のダメージは進行しやすくなるといわれており、パサつきやダメージを感じやすくなります。
これらは、早めのケアで予防することができます。
日本人に多い『捻転毛(ねんてんもう)』。
髪が生えてくるときに少しずつねじれながら生えているくせのことで、ねじれが加わることでキューティクルが広がりやすく、乾燥しやすい傾向にあります。
そもそもツヤというのは面がきれいに均一に整っているところに光が反射することで生まれるため、ねじれによって面が整っていないとツヤがなく、ザラついて見えるのです。
従来のすきバサミを使ったランダムな毛量調節は、髪にばらつきが出てパサつきや広がりの原因となります。
髪の表面を触らず内側のスタイルに必要でない部分の毛のみを狙ってカットすることで、表面の毛羽立ちを抑え、反射率をUPさせます。
パサつきが気になる方がまず1番に気をつけたいのがダメージケア。
髪の内部の『タンパク質』や『脂質』『水分』を補充してあげることで髪のパサつき・ダメージを防ぐことができます。
方法として、最も内部まで栄養補充できるのがサロンでのトリートメント。
内部補修型のトリートメントを浸透させることで髪を芯から潤わせ、ダメージを補修します。
また、お家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントを補修型のものに変えてあげることで、毎日少しずつ髪に栄養分を入れていくことができます。
空気の乾燥、紫外線、またはドライヤーの当て過ぎや洗浄力の強いシャンプーなど、髪は様々な要因で乾燥しやすくなります。
なるべく乾燥しないようにするためには
家でできることから始めるのがおすすめです。
表面のキューティクルがねじれて広がっていたり、ダメージで開いてしまっている状態になっていると光が髪に均等に反射せず、つやがなくザラついて見えてしまいます。
キューティクルを整えるケアをしてあげましょう
パサつくときと同様、ダメージや乾燥によっても髪のツヤは失われます。
特にキューティクルが開いていると余計に栄養分や水分が流出しやすいので注意が必要です。
栄養不足や頭皮の硬さ、加齢によって髪が弱い状態で生えてきやすくなり、そのためすぐにツヤがなく乾燥して見えてしまいます。
ダイエット中や妊娠・授乳中など急激な栄養不足になりやすいときは気をつけましょう。
しっかりバランスの取れた食事が健康な髪の毛を作ります。
特に余分な油分・タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などが髪に良いとされています
カラーにはツヤが出て見える色・パサついて見える色があり、質感や見え方をコントロールすることができます。
退色して黄色みが出てくると乾燥・ダメージして見えやすいので、補色などで足りない色を補いながらカラーしてあげることでよりツヤのある質感になります。
また最近はカラー剤に混ぜるタイプの補強のトリートメントなども出てきていますので、そういったものをプラスしてあげるのもおすすめです。
毛先のキューティクルがはがれたり開いたりすることにより、マジックテープのように隣の毛とくっついてしまうことで、手ぐしが通らない・ひっかかりなどの原因になります。
キューティクルがはがれてしまう原因として、濡れた状態での髪の摩擦があげられます。
髪は水に濡れている時に、キューティクルが少し開いた状態になります。その時に摩擦が加わるとキューティクルに負担がかかりやすくなります。
濡れた状態で髪が摩擦する原因
濡れている状態では極力摩擦をなくして、優しく扱うよう注意が必要です。
髪が完全に乾ききらないまま高温のアイロンなどで髪をはさんでしまうと髪の内部で水分の小さな爆発が起こります。
水分が一気に蒸発することで髪の結合や強度が弱まり、切れ毛や枝毛の原因となるのです。
アイロンなどを通す場合は、髪の水分を完全に乾かしてから行うようにしましょう。
夜乾かして、朝スタイリングする場合でも寝ている間の湿気を軽くドライヤーで水分を飛ばしてから巻いてあげるのがおすすめです。
ミストタイプのコテ巻き前のスプレーなどは、水分を含ませてしまうため余計ダメージをさせてしまう場合があります。
良いと思ってやっていることが逆効果になる場合もありますので、自身の髪質や状態に合ったものを使用することでダメージや引っかかりも軽減されます。
キューティクルがはがれたり、ばらつきがあったりするとどうしても栄養分や水分が流出しやすい状態になってしまいます。
ひっかかりが気になる方も、足りない栄養分を補うケアが重要。
ヘアスタイルの表面に短い髪が出てしまうと、その部分の光のが屈折し反射が悪くなることで ツヤやまとまりを感じにくくなります。
それぞれの頭の形や髪質・毛流に合わせて、ヘアスタイルに影響のない部分を重点的なトリミングで表面のツヤ感は失わず、内側の毛が減るので膨らみや広がりも抑えることができ、くせ毛の人にも効果を発揮します。
髪の内部に”ダメージホール”と呼ばれる隙間が空いているほど 乾燥しやすく、パサついて見えやすくなります。
内部補修型のトリートメントで 髪の状態にあわせ 、必要な量の『タンパク質』『脂質』『水分』を補うことでダメージホールを補修し、内側から髪を補強します。
また、キューティクルがはがれたり、バラついていたりして キューティクルに隙間が空いていると そこから栄養分が流出しやすくなります。
表面の反射率も低下するため 内部補修するだけではなく表面のキューティクルケアも重要です。
カラーリングが退色し、黄色っぽくなるとパサついて見えやすくなります。 また、オレンジ味がでてくると硬く見えます。
色味が抜ける際にタンパク質などの栄養分も一緒に流出してしまうため、カラーで色味を補い、カラーの色素が髪の内部にとどまることで ツヤのある質感に整えることができます。
反対色を使い、色同士を打ち消し合う『補色』やカラーのブレンドによって柔らかい透明感のある色味にすることでも髪のツヤ感は増します。
キューティクルを整える方法として おすすめなのが”スリムパーマ”。
“スリムパーマ”とは低アルカリ・低刺激のやさしい薬剤で 髪を柔らかくし、キューティクルを整えてから固定することでボリュームダウンや髪のチリつき・ゴワつきを抑えることができる新しい技術です。
表面のキューティクルが整うことで反射率も上がり、柔らかくツヤのある質感になります。
TVなどでも『髪質改善トリートメント』などのネーミングで話題になった手法です。
“酸熱トリートメント”とは髪を酸性の薬剤で収斂させることで手触りをよくしていくトリートメントストレートです。
髪の内部を補強し、ハリコシやツヤを出す新しい技術です。
カット/酸性ストレート ¥22,440
『髪が傷む』というイメージが強いのは、この薬剤ダメージではないでしょうか?
薬剤によるダメージとはカラー・パーマ・ストレートなどの薬剤を使った施術によるダメージのこと。
原因はほとんどの場合、髪のキューティクルを開くために入っている『アルカリ剤』。
アルカリ剤が髪に付着すると髪を膨潤させ表面のキューティクルを開きます。
そしてそこから反応する薬剤を浸透させることで髪の内部に色をつけたり形を変えたりするのですが、このアルカリ剤は放っておくと約1週間ほど髪に停滞します。
その間ずっとキューティクルが不安定な状態になり栄養分や色素が抜けやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりするため、カラーやパーマをするとダメージする!という印象を受けてしまいます。
ですがアルカリ剤はカラーやパーマ後除去することができ、除去することでその後のダメージを防ぐことができます。
他には、カラーの色落ちによる栄養分の流出・熱を加えるストレートやデジタルパーマでの熱ダメージ・パーマで髪を変形させる際のキューティクルのねじれなどもありますが、いずれも抜けた栄養分を元通り補ってあげることが大事になります。
物理的なダメージとは、ドライヤー・アイロン・髪同士の摩擦・お湯の温度・シャンプーの洗浄力・しっかり乾かせていないなど、毎日の生活でのダメージのこと。
急にひどくなるということはあまりないですが、積み重なると質感が気になる原因になります。
季節によるダメージの代表といえば、春夏の紫外線と秋冬の乾燥。
紫外線は3月頃から注意が必要です。髪に紫外線が当たることで乾燥やごわつき、カラーの退色などの原因になりますのでUVケアのスプレーや、シアバターやココナッツオイルでの予防が有効です。
紫外線の季節が終わると今度は乾燥の季節。油分や水分を補うトリートメントでしっかりケアしましょう。
春先は花粉などがキューティクルの隙間に入り込むことでも、パサつき・ゴワつきの原因になります。
季節に合った方法でケアすることで髪のダメージは予防することができます。
一本の髪は大きく分けると3つの部分からなっていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
分かりやすく例えるならば、髪の毛が海苔巻きで、キューティクルが海苔、中間部がご飯、中心部が具というイメージです。
大部分がタンパク質でできており、残りは脂質、メラニン色素などです。
健康な髪の毛は、約80%のたんぱく質、約12%の水分、約5%の脂質、その他微量元素で構成されています。
たんぱく質、水分、脂質のバランスが化学的・物理的な刺激などによって崩されるとダメージに繋がり、手触りの悪化や広がりの原因になってしまうのです。
扱いやすい髪にするためには、たんぱく質・水分・脂質のバランスをベストな状態に整えてあげることが重要です。
髪の内部補修に特化した『サロントリートメント』は、髪がまとまりやすくなったり、カラーやパーマの持ちが良くなったりします。
お肌をキレイにするためにエステするのと同様に、美容室でサロントリートメントはメンテナンスとして重要です。
サロントリートメントの多くは、髪の内部のコルテックスの補修(栄養分の流出によって起こるダメージホールと呼ばれる穴に栄養成分が入り込み、穴を埋めることで髪を強く健康に近づける)・髪の表面のキューティクルの周りに疑似キューティクルと言われる膜をはり表面コーティングすることで髪をつややかにする2種類に大きく分けられます。
コーティングの力が強すぎると、髪に過剰な負荷がかかることもありますので内部に栄養を入れる→薄く表面を保護するようなトリートメントがおすすめです。
月に1度サロンでトリートメントをするのも良いですが、残りの360日以上を過ごすお家でケアしてあげることが髪にとってよりよい状態を維持する秘訣です。
サロントリートメントの持ちは、トリートメントにもよりますがだいたい2~3週間程度と言われています。これをより長持ちさせるポイントは『ホームケアトリートメント』です。
毎日お家でヘアケアをすることでトリートメントのコーティングが剥がれ落ちたり、補修した成分が流れ出るのも防いでくれます。
お家でのケアを続けていくと、サロントリートメント成分の頻度を減らすことができたり、カラーの持ちがよくなったりするので余計な負担をかけずに髪を綺麗に保つことができます。
シャンプートリートメントを変えるだけでも、髪の毛は大きく変わります。
何をやっても髪が綺麗にならない、とお悩みの方は一度ホームケアを見直してみてはいかがでしょうか?
髪は濡れている時が一番デリケートなので、乾かさずに寝てしまうと様々な影響を及ぼします。
乾いている髪は1本あたり150gの重さまでちぎれずに引っ張ることができますが、濡れている状態だと強度は約半分になってしまいます。
いくら外側からトリートメントでケアしても、正しく乾かさないとせっかく頑張っているヘアケアの意味がなくなってしまいます。
濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっているため、そのままで寝ると、枕などとの間に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。
キューティクルが傷つくことで髪が乾燥してパサつく原因にもなります。
普段そんなに巻かない人は180度。よく巻く人・ダメージしている人は170度か160度がベスト。
※あまり温度が低すぎると、巻きがつかなかったり何度も巻きなおすことで髪の水分がなくなってよりダメージするので逆効果です。
お湯の温度は38~39度がベスト。40度以上は髪が乾燥しやすく、カラーやパーマが落ちやすくなる原因になります。
髪を洗うときは、少しぬるいかな?ぐらいの温度で洗うのがおすすめです。
ショートだと1プッシュ・ボブ、ミディアムだと1プッシュ~1プッシュ半・ロングだと1プッシュ半~2プッシュ程度がベストです。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤は髪の汚れを吸着し落としてくれますが、洗浄力が高すぎるものを使用したり、必要以上に量が多かったりするとその分洗浄力が高くなり、髪や頭皮が乾燥しやすい原因になります。
シャンプー剤を付ける前の流しをしっかり(1~2分)することで泡立ちもよくなり、汚れも落ちやすくなります。
市販のものは比較的洗浄力が高いものが多いので、乾燥・ダメージ・カラーの持ちなどが気になる方はサロンシャンプーに変えるのをおすすめします。
COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥6,050
髪が硬くて扱いづらい、ごわごわしてまとまらない・・・元々の髪質でそうなりやすいという方もいますが、別の原因がある方も。
アイロンやコテを使用する際、みなさんは何℃ぐらいで巻いていますか?
だいたいが160~180℃、それ以上高い温度になると少し高すぎるかもしれません。
でも180℃って、すごく熱くないですか?
沸騰したお湯でも100℃、肌に当たると一瞬で火傷してしまいます。
そんな高温のものを髪の毛に当てている、と思うと考えるだけでダメージしそうですよね・・・
普通に使う分には、問題はありませんが、
毎日巻く
高温で巻く
長時間挟んだままにする
じところに何度も熱を当てる
髪に水分が残った状態で巻く(巻き髪スプレーも)という方は要注意!
髪が【タンパク変性】しているかもしれません。
髪は主成分が生のタンパク質でできており、過度の加熱によってタンパク質が固まり、変質してしまいます。
これを”タンパク変性”といいます。
生卵が熱を加えてゆで卵になるともう元の生卵には戻らないですよね?それと同じで、髪も熱で変質してしまうと完全に元の状態には戻りません。
熱を加えすぎないようにする、ということが重要になります。縮毛矯正やストレートパーマでストレートアイロンを入れすぎることもタンパク変性の大きな要因です。
温度を調節したり、必要な部分のみに熱を加えるまたははさむ力加減を調整するだけでもタンパク変性を防ぐことができます。
髪の表面のキューティクルが剥がれ、中の『タンパク質』や『脂質』などの栄養分が流出することで起こります。
硬さやごわつきがきになる方は特にこの『脂質』が少なくなっている状態がほとんど。
『脂質』は髪に油分を与え、柔らかさやまとまりをよくするものなので脂質が減ることで髪が乾燥し、硬くなりやすくなります。
髪の表面を覆うキューティクルはうろこ状になっていて、 水に濡れる・薬剤・乾燥・ダメージによって少し開いてしまいます。
キューティクルが開くと手触りの悪さ・乾燥しやすい・栄養分が流出しやすいなど、髪のダメージを感じやすくなりますが、キューティクルの開いた隙間にこのチリや埃・花粉などが挟まるとより隙間が広がってしまい乾燥やダメージが助長されます。
髪のクセ(うねり・ねじれ)などで表面のキューティクルにばらつきが出ると、そこから乾燥やダメージに繋がったりまとまりがつきにくく、ごわつきを感じやすかったりします。
特に元々が太い髪質の方は余計にごわつきを感じやすい傾向にあります。
硬い・ごわつく髪への対処法には『柔らかく“見せる”方法』と『柔らかく“する”方法』の2種類があります。
カラー
日本人の髪には赤メラニンと黄メラニンという2種類のメラニン色素が多く含まれ、退色したときにオレンジっぽくなるのはこの赤メラニンと黄メラニンが現れてくるためです。
太い髪の方や硬毛の方は特に、赤メラニンが多く含まれている方が多く、赤メラニンが多いと髪はより硬く見えやすいのでカラー剤で赤みを消しつつ柔らかく発色する色味を加えることで視覚的に髪を柔らかくすることができます。
パーマ
直線的なものはやはり硬く見えやすいのでパーマで曲線にすることで全体的な印象が柔らかくなります。
太く硬い髪質だとパーマがかかりにくかったり、すぐに取れてしまったりすることがありますが、これはキューティクルが他の人よりも分厚いことで起こります。
クリープパーマや、キューティクルを先に開いてから薬剤を反応させるダブル還元などを併用することでかかりにくい髪にも負担なくパーマがかけられます。
スリムパーマ
かなり弱いストレートの薬剤で髪の質感を柔らかくする『スリムパーマ』はクセでごわつく方・髪質が硬くまとまらない方におすすめです。
表面のキューティクルも整えるのでトリートメントをしたような質感に整えます。
トリートメント
ダメージによるごわつき・硬さが気になる方はサロンでのトリートメントやお家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントで髪の内部に脂質を補充してあげることで髪の柔らかさが戻ります。
『タンパク変性』で硬くなってしまった髪にも有効です。
毎日行うシャンプートリートメントは実は家でできる1番簡単なヘアケアです。
オイルが入ったものやしっとり重さのあるものよりも、タンパク質や脂質を内部に補ってくれるものがおすすめです。
乾燥によるごわつきを防ぐために、髪が乾燥しないようアウトバストリートメントなどで保湿してあげることが重要です。
表面を覆うオイルタイプもいいですが、乾燥ケアには水分や油分を補うミルクタイプもおすすめです。
また乾かした後にシアバターなどのナチュラルオイルで表面を保護してあげることも乾燥防止に繋がります。
お湯の温度も重要で、38~39℃以上になると乾燥しやすくなるので注意しましょう。
アイロンやコテを使用する際、水分が残ったまま巻いていたり、巻き髪ウォーターで濡らした状態で巻いていませんか?
髪に水分が残ったまま熱いアイロンやコテで両面からプレスすると髪の内部で水分が爆発、切れ毛やダメージの原因になります。
完全に乾かした髪に160℃~170℃の温度でさっと素早く熱を当てるのがポイントです。
温度が低くても長時間熱を当てすぎると髪の負担になりますので注意が必要です。
スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥13,750
ストレートアイロンや毎日のブローで時間をかけてセットしたのに、すぐに元に戻ってしまうことでお困りではありませんか?
やみくもに抑えようとするのではなく、髪質に合わせたケアや、日頃のホームケアも大切です。
UNBIRTHDAYの髪質改善〈酸熱ストレート〉はダメージレスに広がりやツヤのお悩みを解決できる最新トリートメントストレート。
自分に合った方法で生き生きとした美髪へ導きます。
髪質改善<酸熱ストレート>
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『髪が傷む』というイメージが強いのは、この薬剤ダメージではないでしょうか?
薬剤によるダメージとはカラー・パーマ・ストレートなどの薬剤を使った施術によるダメージのこと。
原因はほとんどの場合、髪のキューティクルを開くために入っている『アルカリ剤』。
アルカリ剤が髪に付着すると髪を膨潤させ表面のキューティクルを開きます。
そしてそこから反応する薬剤を浸透させることで髪の内部に色をつけたり形を変えたりするのですが、このアルカリ剤は放っておくと約1週間ほど髪に停滞します。
その間ずっとキューティクルが不安定な状態になり栄養分や色素が抜けやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりするため、カラーやパーマをするとダメージする!という印象を受けてしまいます。
ですがアルカリ剤はカラーやパーマ後除去することができ、除去することでその後のダメージを防ぐことができます。
他には、カラーの色落ちによる栄養分の流出・熱を加えるストレートやデジタルパーマでの熱ダメージ・パーマで髪を変形させる際のキューティクルのねじれなどもありますが、いずれも抜けた栄養分を元通り補ってあげることが大事になります。
物理的なダメージとは、ドライヤー・アイロン・髪同士の摩擦・お湯の温度・シャンプーの洗浄力・しっかり乾かせていないなど、毎日の生活でのダメージのこと。
急にひどくなるということはあまりないですが、積み重なると質感が気になる原因になります。
季節によるダメージの代表といえば、春夏の紫外線と秋冬の乾燥。
紫外線は3月頃から注意が必要です。髪に紫外線が当たることで乾燥やごわつき、カラーの退色などの原因になりますのでUVケアのスプレーや、シアバターやココナッツオイルでの予防が有効です。
紫外線の季節が終わると今度は乾燥の季節。油分や水分を補うトリートメントでしっかりケアしましょう。
春先は花粉などがキューティクルの隙間に入り込むことでも、パサつき・ゴワつきの原因になります。
季節に合った方法でケアすることで髪のダメージは予防することができます。
一本の髪は大きく分けると3つの部分からなっていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
分かりやすく例えるならば、髪の毛が海苔巻きで、キューティクルが海苔、中間部がご飯、中心部が具というイメージです。
大部分がタンパク質でできており、残りは脂質、メラニン色素などです。
健康な髪の毛は、約80%のたんぱく質、約12%の水分、約5%の脂質、その他微量元素で構成されています。
たんぱく質、水分、脂質のバランスが化学的・物理的な刺激などによって崩されるとダメージに繋がり、手触りの悪化や広がりの原因になってしまうのです。
扱いやすい髪にするためには、たんぱく質・水分・脂質のバランスをベストな状態に整えてあげることが重要です。
髪の内部補修に特化した『サロントリートメント』は、髪がまとまりやすくなったり、カラーやパーマの持ちが良くなったりします。
お肌をキレイにするためにエステするのと同様に、美容室でサロントリートメントはメンテナンスとして重要です。
サロントリートメントの多くは、髪の内部のコルテックスの補修(栄養分の流出によって起こるダメージホールと呼ばれる穴に栄養成分が入り込み、穴を埋めることで髪を強く健康に近づける)・髪の表面のキューティクルの周りに疑似キューティクルと言われる膜をはり表面コーティングすることで髪をつややかにする2種類に大きく分けられます。
コーティングの力が強すぎると、髪に過剰な負荷がかかることもありますので内部に栄養を入れる→薄く表面を保護するようなトリートメントがおすすめです。
月に1度サロンでトリートメントをするのも良いですが、残りの360日以上を過ごすお家でケアしてあげることが髪にとってよりよい状態を維持する秘訣です。
サロントリートメントの持ちは、トリートメントにもよりますがだいたい2~3週間程度と言われています。これをより長持ちさせるポイントは『ホームケアトリートメント』です。
毎日お家でヘアケアをすることでトリートメントのコーティングが剥がれ落ちたり、補修した成分が流れ出るのも防いでくれます。
お家でのケアを続けていくと、サロントリートメント成分の頻度を減らすことができたり、カラーの持ちがよくなったりするので余計な負担をかけずに髪を綺麗に保つことができます。
シャンプートリートメントを変えるだけでも、髪の毛は大きく変わります。
何をやっても髪が綺麗にならない、とお悩みの方は一度ホームケアを見直してみてはいかがでしょうか?
髪は濡れている時が一番デリケートなので、乾かさずに寝てしまうと様々な影響を及ぼします。
乾いている髪は1本あたり150gの重さまでちぎれずに引っ張ることができますが、濡れている状態だと強度は約半分になってしまいます。
いくら外側からトリートメントでケアしても、正しく乾かさないとせっかく頑張っているヘアケアの意味がなくなってしまいます。
濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっているため、そのままで寝ると、枕などとの間に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。
キューティクルが傷つくことで髪が乾燥してパサつく原因にもなります。
普段そんなに巻かない人は180度。よく巻く人・ダメージしている人は170度か160度がベスト。
※あまり温度が低すぎると、巻きがつかなかったり何度も巻きなおすことで髪の水分がなくなってよりダメージするので逆効果です。
お湯の温度は38~39度がベスト。40度以上は髪が乾燥しやすく、カラーやパーマが落ちやすくなる原因になります。
髪を洗うときは、少しぬるいかな?ぐらいの温度で洗うのがおすすめです。
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シャンプー剤に含まれる界面活性剤は髪の汚れを吸着し落としてくれますが、洗浄力が高すぎるものを使用したり、必要以上に量が多かったりするとその分洗浄力が高くなり、髪や頭皮が乾燥しやすい原因になります。
シャンプー剤を付ける前の流しをしっかり(1~2分)することで泡立ちもよくなり、汚れも落ちやすくなります。
市販のものは比較的洗浄力が高いものが多いので、乾燥・ダメージ・カラーの持ちなどが気になる方はサロンシャンプーに変えるのをおすすめします。
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『髪がパサつく』『つやが出ない』『広がる』『引っかかる』これらには全て理由があり、人によって理由は様々・・・
あなたの髪に今何が必要で、何が必要でないのかをきちんと判断し、必要なケアをしてあげることで髪のコンディションはどんどん向上します。
髪の内部は『タンパク質』『脂質』『水分』でできており、それらが流出することで私たちはダメージを感じます。
『タンパク質』・・・髪の80%を占めており、髪に栄養を蓄えるベースとなります。
『脂質』『水分』・・・髪の柔らかさや弾力を作ってくれます。
毎日のシャンプー・ドライヤー・紫外線や薬剤ダメージでこの『タンパク質』や『脂質』が抜けてしまうと、髪の内部に穴が空いたように隙間ができ、髪のパサつきや乾燥の原因となります。
また、エイジングによって髪のダメージは進行しやすくなるといわれており、パサつきやダメージを感じやすくなります。
これらは、早めのケアで予防することができます。
日本人に多い『捻転毛(ねんてんもう)』。
髪が生えてくるときに少しずつねじれながら生えているくせのことで、ねじれが加わることでキューティクルが広がりやすく、乾燥しやすい傾向にあります。
そもそもツヤというのは面がきれいに均一に整っているところに光が反射することで生まれるため、ねじれによって面が整っていないとツヤがなく、ザラついて見えるのです。
従来のすきバサミを使ったランダムな毛量調節は、髪にばらつきが出てパサつきや広がりの原因となります。
髪の表面を触らず内側のスタイルに必要でない部分の毛のみを狙ってカットすることで、表面の毛羽立ちを抑え、反射率をUPさせます。
パサつきが気になる方がまず1番に気をつけたいのがダメージケア。
髪の内部の『タンパク質』や『脂質』『水分』を補充してあげることで髪のパサつき・ダメージを防ぐことができます。
方法として、最も内部まで栄養補充できるのがサロンでのトリートメント。
内部補修型のトリートメントを浸透させることで髪を芯から潤わせ、ダメージを補修します。
また、お家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントを補修型のものに変えてあげることで、毎日少しずつ髪に栄養分を入れていくことができます。
空気の乾燥、紫外線、またはドライヤーの当て過ぎや洗浄力の強いシャンプーなど、髪は様々な要因で乾燥しやすくなります。
なるべく乾燥しないようにするためには
家でできることから始めるのがおすすめです。
表面のキューティクルがねじれて広がっていたり、ダメージで開いてしまっている状態になっていると光が髪に均等に反射せず、つやがなくザラついて見えてしまいます。
キューティクルを整えるケアをしてあげましょう
パサつくときと同様、ダメージや乾燥によっても髪のツヤは失われます。
特にキューティクルが開いていると余計に栄養分や水分が流出しやすいので注意が必要です。
栄養不足や頭皮の硬さ、加齢によって髪が弱い状態で生えてきやすくなり、そのためすぐにツヤがなく乾燥して見えてしまいます。
ダイエット中や妊娠・授乳中など急激な栄養不足になりやすいときは気をつけましょう。
しっかりバランスの取れた食事が健康な髪の毛を作ります。
特に余分な油分・タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などが髪に良いとされています
カラーにはツヤが出て見える色・パサついて見える色があり、質感や見え方をコントロールすることができます。
退色して黄色みが出てくると乾燥・ダメージして見えやすいので、補色などで足りない色を補いながらカラーしてあげることでよりツヤのある質感になります。
また最近はカラー剤に混ぜるタイプの補強のトリートメントなども出てきていますので、そういったものをプラスしてあげるのもおすすめです。
毛先のキューティクルがはがれたり開いたりすることにより、マジックテープのように隣の毛とくっついてしまうことで、手ぐしが通らない・ひっかかりなどの原因になります。
キューティクルがはがれてしまう原因として、濡れた状態での髪の摩擦があげられます。
髪は水に濡れている時に、キューティクルが少し開いた状態になります。その時に摩擦が加わるとキューティクルに負担がかかりやすくなります。
濡れた状態で髪が摩擦する原因
濡れている状態では極力摩擦をなくして、優しく扱うよう注意が必要です。
髪が完全に乾ききらないまま高温のアイロンなどで髪をはさんでしまうと髪の内部で水分の小さな爆発が起こります。
水分が一気に蒸発することで髪の結合や強度が弱まり、切れ毛や枝毛の原因となるのです。
アイロンなどを通す場合は、髪の水分を完全に乾かしてから行うようにしましょう。
夜乾かして、朝スタイリングする場合でも寝ている間の湿気を軽くドライヤーで水分を飛ばしてから巻いてあげるのがおすすめです。
ミストタイプのコテ巻き前のスプレーなどは、水分を含ませてしまうため余計ダメージをさせてしまう場合があります。
良いと思ってやっていることが逆効果になる場合もありますので、自身の髪質や状態に合ったものを使用することでダメージや引っかかりも軽減されます。
キューティクルがはがれたり、ばらつきがあったりするとどうしても栄養分や水分が流出しやすい状態になってしまいます。
ひっかかりが気になる方も、足りない栄養分を補うケアが重要。
ヘアスタイルの表面に短い髪が出てしまうと、その部分の光のが屈折し反射が悪くなることで ツヤやまとまりを感じにくくなります。
それぞれの頭の形や髪質・毛流に合わせて、ヘアスタイルに影響のない部分を重点的なトリミングで表面のツヤ感は失わず、内側の毛が減るので膨らみや広がりも抑えることができ、くせ毛の人にも効果を発揮します。
髪の内部に”ダメージホール”と呼ばれる隙間が空いているほど 乾燥しやすく、パサついて見えやすくなります。
内部補修型のトリートメントで 髪の状態にあわせ 、必要な量の『タンパク質』『脂質』『水分』を補うことでダメージホールを補修し、内側から髪を補強します。
また、キューティクルがはがれたり、バラついていたりして キューティクルに隙間が空いていると そこから栄養分が流出しやすくなります。
表面の反射率も低下するため 内部補修するだけではなく表面のキューティクルケアも重要です。
カラーリングが退色し、黄色っぽくなるとパサついて見えやすくなります。 また、オレンジ味がでてくると硬く見えます。
色味が抜ける際にタンパク質などの栄養分も一緒に流出してしまうため、カラーで色味を補い、カラーの色素が髪の内部にとどまることで ツヤのある質感に整えることができます。
反対色を使い、色同士を打ち消し合う『補色』やカラーのブレンドによって柔らかい透明感のある色味にすることでも髪のツヤ感は増します。
キューティクルを整える方法として おすすめなのが”スリムパーマ”。
“スリムパーマ”とは低アルカリ・低刺激のやさしい薬剤で 髪を柔らかくし、キューティクルを整えてから固定することでボリュームダウンや髪のチリつき・ゴワつきを抑えることができる新しい技術です。
表面のキューティクルが整うことで反射率も上がり、柔らかくツヤのある質感になります。
TVなどでも『髪質改善トリートメント』などのネーミングで話題になった手法です。
“酸熱トリートメント”とは髪を酸性の薬剤で収斂させることで手触りをよくしていくトリートメントストレートです。
髪の内部を補強し、ハリコシやツヤを出す新しい技術です。
カット/酸熱シャインストレート ¥21,340
髪が硬くて扱いづらい、ごわごわしてまとまらない・・・元々の髪質でそうなりやすいという方もいますが、別の原因がある方も。
アイロンやコテを使用する際、みなさんは何℃ぐらいで巻いていますか?
だいたいが160~180℃、それ以上高い温度になると少し高すぎるかもしれません。
でも180℃って、すごく熱くないですか?
沸騰したお湯でも100℃、肌に当たると一瞬で火傷してしまいます。
そんな高温のものを髪の毛に当てている、と思うと考えるだけでダメージしそうですよね・・・
普通に使う分には、問題はありませんが、
毎日巻く
高温で巻く
長時間挟んだままにする
じところに何度も熱を当てる
髪に水分が残った状態で巻く(巻き髪スプレーも)という方は要注意!
髪が【タンパク変性】しているかもしれません。
髪は主成分が生のタンパク質でできており、過度の加熱によってタンパク質が固まり、変質してしまいます。
これを”タンパク変性”といいます。
生卵が熱を加えてゆで卵になるともう元の生卵には戻らないですよね?それと同じで、髪も熱で変質してしまうと完全に元の状態には戻りません。
熱を加えすぎないようにする、ということが重要になります。縮毛矯正やストレートパーマでストレートアイロンを入れすぎることもタンパク変性の大きな要因です。
温度を調節したり、必要な部分のみに熱を加えるまたははさむ力加減を調整するだけでもタンパク変性を防ぐことができます。
髪の表面のキューティクルが剥がれ、中の『タンパク質』や『脂質』などの栄養分が流出することで起こります。
硬さやごわつきがきになる方は特にこの『脂質』が少なくなっている状態がほとんど。
『脂質』は髪に油分を与え、柔らかさやまとまりをよくするものなので脂質が減ることで髪が乾燥し、硬くなりやすくなります。
髪の表面を覆うキューティクルはうろこ状になっていて、 水に濡れる・薬剤・乾燥・ダメージによって少し開いてしまいます。
キューティクルが開くと手触りの悪さ・乾燥しやすい・栄養分が流出しやすいなど、髪のダメージを感じやすくなりますが、キューティクルの開いた隙間にこのチリや埃・花粉などが挟まるとより隙間が広がってしまい乾燥やダメージが助長されます。
髪のクセ(うねり・ねじれ)などで表面のキューティクルにばらつきが出ると、そこから乾燥やダメージに繋がったりまとまりがつきにくく、ごわつきを感じやすかったりします。
特に元々が太い髪質の方は余計にごわつきを感じやすい傾向にあります。
硬い・ごわつく髪への対処法には『柔らかく“見せる”方法』と『柔らかく“する”方法』の2種類があります。
カラー
日本人の髪には赤メラニンと黄メラニンという2種類のメラニン色素が多く含まれ、退色したときにオレンジっぽくなるのはこの赤メラニンと黄メラニンが現れてくるためです。
太い髪の方や硬毛の方は特に、赤メラニンが多く含まれている方が多く、赤メラニンが多いと髪はより硬く見えやすいのでカラー剤で赤みを消しつつ柔らかく発色する色味を加えることで視覚的に髪を柔らかくすることができます。
パーマ
直線的なものはやはり硬く見えやすいのでパーマで曲線にすることで全体的な印象が柔らかくなります。
太く硬い髪質だとパーマがかかりにくかったり、すぐに取れてしまったりすることがありますが、これはキューティクルが他の人よりも分厚いことで起こります。
クリープパーマや、キューティクルを先に開いてから薬剤を反応させるダブル還元などを併用することでかかりにくい髪にも負担なくパーマがかけられます。
スリムパーマ
かなり弱いストレートの薬剤で髪の質感を柔らかくする『スリムパーマ』はクセでごわつく方・髪質が硬くまとまらない方におすすめです。
表面のキューティクルも整えるのでトリートメントをしたような質感に整えます。
トリートメント
ダメージによるごわつき・硬さが気になる方はサロンでのトリートメントやお家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントで髪の内部に脂質を補充してあげることで髪の柔らかさが戻ります。
『タンパク変性』で硬くなってしまった髪にも有効です。
毎日行うシャンプートリートメントは実は家でできる1番簡単なヘアケアです。
オイルが入ったものやしっとり重さのあるものよりも、タンパク質や脂質を内部に補ってくれるものがおすすめです。
乾燥によるごわつきを防ぐために、髪が乾燥しないようアウトバストリートメントなどで保湿してあげることが重要です。
表面を覆うオイルタイプもいいですが、乾燥ケアには水分や油分を補うミルクタイプもおすすめです。
また乾かした後にシアバターなどのナチュラルオイルで表面を保護してあげることも乾燥防止に繋がります。
お湯の温度も重要で、38~39℃以上になると乾燥しやすくなるので注意しましょう。
アイロンやコテを使用する際、水分が残ったまま巻いていたり、巻き髪ウォーターで濡らした状態で巻いていませんか?
髪に水分が残ったまま熱いアイロンやコテで両面からプレスすると髪の内部で水分が爆発、切れ毛やダメージの原因になります。
完全に乾かした髪に160℃~170℃の温度でさっと素早く熱を当てるのがポイントです。
温度が低くても長時間熱を当てすぎると髪の負担になりますので注意が必要です。
スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥13,750
髪を切った次の日、ご自宅でスタイリングすると『なぜか昨日のように決まらない・・・』『少し伸びてくるとすぐに広がってしまう・・・』と感じたことはありませんか?
毛量が多いからと単純にスキバサミで毛量を減らしてしまうと、逆にパサパサ広がったり毛先だけがスカスカでうまくスタイリングが決まらなかったりすることも。
全体的に均一に量感をとってしまうことで髪全体の土台が崩れ、短い毛が上の毛を押し上げることによって広がったり、表面に短い毛が出てきてしまったりと、まとまりやツヤ感がなくなってしまう原因になります。
わたしたちUNBIRTHDAYの『ルーツカット』とは髪の厚みを残したままスタイルに必要な所とそうでない所を見極めて理論的にハサミを入れていきます。
その結果、乾かしやすく動きが出る・ツヤが出る・広がりにくくなる・伸びてもスタイルの持ちが良い・頭が小さく見えるといった効果が生まれます。
髪の毛を根元から毛先まで単純に均一にすくのではなく、髪の大事な部分にハサミを入れないことによりツヤをキープしスタイルの持ち『強度』を増すのが、私たちの追求するカットです。
量感を取るところ・取ってはいけないところ・髪質に合わせた量の減らし方を理解し、その人の骨格に合わせ毛先に厚みを残しながら毛量を最大限減らすことで、頭の形も綺麗に、扱いやすくツヤのあるヘアスタイルを維持することができます。
わたしたち日本人の骨格はハチが張り、後頭部の丸みが少なく、どちらかというと四角く見える骨格をしています。
なので欧米人のように立体的なシルエットにしようとすると骨格を補正しながらカットする技術が必要になってきます。
これらは全て骨格に合わせたカットや毛量調整で改善することができます。
正面だけではなく、横から見ても後ろから見ても人からほめられるスタイルに!
カット ¥5,940
ひとことでくせ毛といってもいくつか種類があり、それぞれに解決方法は異なります。
うねりのある大きなウェーブが特徴です。
人によりうねりの程度・部位は様々ですが、湿気でうねりが強くなるため広がりなどを感じやすい髪質です。
くせ毛を活かしたスタイリングもできるのがこの波状網の方。カットだけでもスタイリングしやすくできます。
また、このタイプは毛穴の形が原因の場合が多く、ヘッドスパなどで改善する場合もあります。
濡らすと気にならないのに乾かすとぼわぼわ広がってくる、という方は髪の1本1本がねじれている捻転網という髪質。
一見くせ毛に見えなくても、髪のごわつきや広がり、極度の乾燥を感じられる方はこの捻転網の可能性があります。
髪の内部のタンパク質が不均一に存在しているため、乾かしたときに収縮率が変わり、くせになります。
カットで広がりやすい部分を減らしたり、スリムパーマというアイロンを入れない緩いストレートだけでもスタイリングがしやすくなります。
細かく縮れたくせ毛で、黒人の方に多い髪質です。
アフロのようにチリチリと強くクセが出るため、ストレートでもなかなか伸びない場合も。
根元からくせが強く出てしまうため伸びてきた部分が気になりやすいため、ナチュラルなストレートやウェーブを弱くして活かす施術がおすすめです。
三つ編みを解いたようなうねりのあるくせは、毛穴の形に原因がある場合が多いです。
直毛の方の場合毛穴の形はきれいな円形をしていますが、くせのある方は楕円だったり、少しいびつな形をしています。
毛が毛穴から出てくるとき、いびつな穴から無理矢理出てくることで髪がうねって生えてきてしまうのです。
加齢や頭皮のコリによってくせが強くなるのもこの毛穴の形が関係しています。
また、ホルモンの変化や体調の変化によってもくせが強くなることがあります。
ストレート・スリムパーマなどでくせを緩める方法の他に、カット・パーマでくせを活かしたスタイリングも可能です。
ヘッドスパで毛穴の形を整えることでくせが改善される場合もあります。
頭皮が固くなっている方やくせが強くなってきた、と感じられる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
『髪が乾燥しやすい』『どうしてもツヤが出にくい』『ざらざらとした質感になる』『湿気でボワボワ広がる』『表面がちりちりまとまらない』・・そんな方は髪の1本1本がねじれて生えているかもしれません。
タオルを絞るように毛がねじれているこの髪質は表面のキューティクルが少し開きやすいのが特徴です。
栄養や水分が抜けやすく、乾燥しやすいので、トリートメント・ホームケアで栄養や水分を補うことがまずは大事です。
くせのある方はタンパク質のバランスが部分ごとに偏っている場合が多く、吸水するところ・撥水するところ・密になり固いところ・隙間があり柔らかいところなど様々です。
状態に合った『タンパク質』『脂質』の補充をしていくことで髪が自然にまとまりやすくなります。
また、スリムパーマなど優しいストレートの薬剤でまっすぐにしすぎず質感を整えてあげるのがおすすめです。
広がりが気になる方はボリュームダウン・カットなどで全体のボリュームを抑えてあげるだけでもまとまりがよくなります。
ストレートパーマ(縮毛矯正)は『髪がまっすぐになる』『ダメージする』『ストレートのヘアスタイルしかできなくなる』と思われている方、まだまだ多いと思います。実はここ最近のストレートパーマはかなり進化しています!
確かに従来のストレートパーマ(縮毛矯正)は、強いアルカリの薬剤で髪を反応させ高温のアイロンでプレスすることで髪をまっすぐにしていたため、必要以上にダメージしてしまったりピンピンになりすぎてしまったり、ということがありました。
『アルカリ成分が従来のストレートパーマに比べ少ないため髪を反応させすぎない』『アイロンを通す場合も温度や力加減の調整により自然な柔らかさがでる』のが最新のストレート。
ダメージも少なく髪をまっすぐにしすぎず自然な柔らかさが出ます。
くせを完全に伸ばす、というよりは緩和させスタイリングしやすくすることがメインになるため、普段は巻いてスタイリングすることも可能です。
こんな方におすすめ
髪のくせを見極め、頭の形に合わせ必要でない部分を根元付近から毛量調節することで髪の厚みを残しながらぐっと量が減り、扱いやすくなります。
くせが出て広がるからと言ってやみくもに全体的にすいてしまうと、逆に軽くなることでくせが出てボリュームが出てしまったり、髪がパサつきやすくなったりします。
髪の土台をキープしながら部分的に量感を減らす技術が必要になります。
髪の表面をいくらコーティングしてもくせはなかなか落ち着きません。
髪の内部の『タンパク質』『脂質』などの抜けている栄養成分を補うことで髪の内部を均一に整えます。
くせ毛の方は髪の内部の栄養分が不均一になっており、そのばらつきがくせを出す要因になっています。
そのため不足している部分に栄養分を補うことでまとまりやすく、広がりも抑えられます。
『頭皮が固い』『頭皮が茶色っぽい』『頭がこっている』『最近くせがひどくなった』『顔周りにくせが多い』・・こんな方は毛穴の形が原因でくせが出ているかもしれません。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく、長細くなっていたりいびつな形をしていると生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方は、くせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
カット/スリムパーマ ¥13,640
髪が広がってお悩みの方の原因の第一位は『髪のくせ』。
ウェーブが強くなることでボリュームが出てしまうくせもありますが、全体的にぼわぼわ広がってしまうのも縦方向に髪がねじれた”捻転毛”というくせかもしれません。
スリムパーマなどの薬剤を使って柔らかくボリュームダウンする方法がおすすめです。
梅雨時期や雨の日に気になる湿気。
湿気が髪に入り込むことで髪が膨潤し、全体的に広がってしまいます。
湿気が入り込まないようなケアが重要になります。
髪が乾燥し硬くなると、まとまりが失われ広がりやすくなります。
ごわついていたり、毛先だけが広がりやすい方は、乾燥が原因かもしれません。
毛髪内部の『タンパク質』『脂質』が抜けることで、髪のパサつき・ゴワつき・硬さに繋がります。
栄養分が抜けている部分は特に水分を吸いやすくなるため必要以上に湿気を吸収し、広がってしまう原因になります。
髪の量が多すぎると、内側から髪を押し上げてしまいボリュームが出てしまいます。
『後頭部の辺りや耳上が広がる』という方は、毛量を減らすだけでもかなりのボリュームダウンになります。
骨格に合わせた適切なカットで髪を根元から減らすルーツカットがおすすめです。
太毛で広がる髪
毛が太く、広がりやすい方はくせ(うねり・ねじれ)・乾燥・脂質不足の原因が考えられます。
ごわつきやすく湿気の影響も受けやすいこのタイプは髪に『脂質』を入れてあげることで、柔らかくまとまりやすくなります。
ストレートをされる方が多いと思いますが、完全にまっすぐにするのではなく、スリムパーマや優しいストレートなどでくせを緩めてあげるだけでもスタイリングしやすくなります。
施術の際、必要な部分のみにアイロンを使用すると髪の負担の軽減になり、おすすめです。
細毛で広がる髪
髪が細く、広がりやすい方はくせ(ねじれ)・乾燥・タンパク質不足・頭皮が固いの原因が考えられます。
全体的、もしくは毛先にかけてぼわぼわ広がるこのタイプはストレートでまっすぐにしすぎてしまうと、逆にボリュームがなくペタンコになってしまうので注意が必要です。
『タンパク質』を補充し髪の内部の栄養の偏りを均等にすることでペタンコにならずに広がりを抑えることができます。
この髪質の方は頭皮ケアで広がりが緩和される場合があります。
ヘッドスパやマッサージなどで毛穴の形を整え長期的に改善していくのも1つの方法です。
髪を細かくすけばすくほど中の毛が表面の毛を押し上げ全体が広がりやすくなります。
全体を均一にすくのではなく、骨格に合わせてヘアスタイルに必要でない・影響しない部分のみを根元付近からハサミを入れることで、土台がしっかりしたまとまりやすいヘアスタイルになります。
乾燥やダメージで髪が広がってしまう方は、トリートメントで栄養分や水分を補充してあげるだけでも髪の広がりを抑えることができます。
『タンパク質』『脂質』『水分』の何が足りてないのか見極め、適切な栄養分を入れてあげることが重要です。
広がる方やくせのある方は縮毛矯正をされる方も多いかと思いますが、求める質感・どの程度まっすぐにしたいのかなど、状態に合わせて薬剤やストレート具合を調整していく必要があります。
ただ単に髪がまっすぐになっても、髪の負担が大きくダメージしてしまったり、まっすぐすぎてやりにくくなったりしては意味がありません。
スリムパーマはくせが完全に伸びる訳ではありませんが薬剤が優しく髪への負担が最小限の施術です。
こんな方におすすめ
湿気で広がる原因
要は常に髪が半乾きの状態になっているようなイメージです。
この広がりを予防するにはどうしたらいいのか?
家でできるケア方法は大きく3つです。
湿気が多い日は特に、いつもよりもしっかりと髪を乾かすことが重要です。
髪の毛に水分が残っていることで髪は広がり、より水分を入り込みやすくしてしまうので思っている2倍ぐらい、しっかりと水分を飛ばしましょう。
髪にはもともと必要な水分を保持する力が備わっているのでドライヤーでの乾かし過ぎは基本的には気にしなくて大丈夫です。
寝ている間に髪が水分を吸っている場合もありますので、夜に乾かしてから寝るという方でも、朝もう一度ドライヤーで余分な水分を飛ばしてあげるのがおすすめです。
毛髪のをすることで髪はより空気中の水分を吸い込みやすくなります。
普段のシャンプートリートメント・アウトバストリートメントなどで髪の内部のバランスを整えてあげることでも
髪の広がり・うねりを防ぐことができます。
また、ダメージを予防することで湿度に負けない髪を作ることにも繋がります。
キューティクルの表面をオイル系のトリートメントやバームタイプのスタイリング剤で保護することでキューティクルの周りに薄い膜をはり、湿気の入り込みを防ぐ方法も有効です。
カット/スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント ¥17,490
せっかくワックスやスプレーでボリュームを出しても、すぐに落ちてきてしまったり、スタイリングがうまくいかずボリュームが出ないことはありませんか?
単純に整髪剤のつけすぎという場合もありますが、原因は髪だけではなく『頭皮』という場合もあります。
適切に原因を見極めて、原因に合わせたスタイリング方法やケアをしてくことが大切です。
『頑張ってセットしてもボリュームが出ない』『すぐに頭頂部がペタンコになってしまう』・・髪質や状態によっていくつかの原因が考えられます。
元々が細く柔らかい髪質の方もいらっしゃいますが、乾燥やダメージで内部の『タンパク質』が抜けハリコシがなくなっている場合も。
また加齢により栄養分が抜けやすくなったり、頭皮が下がることで頭頂部の血管が細くなり細い毛が生えやすくなります。
頭皮がこると、頭皮全体の皮膚が引っ張られ、ピンと張ったような状態になります。
このとき皮膚は伸び、中の毛細血管が圧迫されるため特に頭頂部の血流が悪くなります。
髪が生える際、毛細血管からの栄養を受け健康な髪を生やすのですが、血流が悪いと栄養が十分に行き渡らず弱く細い毛が生えてきてしまいます。
長年の重力で皮膚が下がり固くなってしまっている場合も同じことが言えます。
下がった皮膚は耳上にたまるため、耳上の皮膚が指でつまめる、という方は要注意です。
毛穴が酸化した皮脂や日々の汚れなどで詰まると毛穴自体がどんどん細くなってしまいます。
細い穴から生えようとすることで毛も徐々に細くなっていきボリュームがなくなる原因になります。
頭皮もそうですが、髪自体がべたっとして重い、という方はシャンプーやトリートメントのシリコンなどのコーティング成分が残留している可能性があります。
定期的にオフしてあげるのがおすすめです。
毛が細くボリュームが出ない、すぐにペタンコになってしまう方は、髪に『タンパク質』が不足しているかもしれません。
元々の髪質が柔らかく細毛の方の他にも栄養分が抜けることで髪の強度が低下している”エイジング毛”の方は『タンパク質』が抜けやすく、髪のハリコシが少なくなるためボリュームが出にくくなります。
特にエイジング毛の方は髪自体がダメージしやすく、細くなりやすいため、髪にタンパク質を補充すると同時に頭皮の血行促進も同時に行う必要があります。
サロンでのシステムトリートメントでしっかりと髪の内部にタンパク質を補充することで髪の強度を増し、水分や栄養のバランスを整えます。
ダメージが気になる方、エイジング毛の方におすすめです。
フレックス系トリートメントとは、カラー剤に混ぜたり、前処理として使用することでカラーのダメージを大幅に削減し、髪を強くしてくれる今話題のトリートメント。
オラプレックス・ファイバープレックス・Rなどが有名です。 ※UNBIRTHDAYではオラプレックス・Rを使用してます
『ダメージして強度が弱っている』『ハリコシが欲しい』『ツヤが欲しい』『軟毛で髪を強くしたい』など様々な方に使用することができます。
毛穴に酸化した皮脂や汚れが詰まることで毛穴が小さくなり、細い毛が生えてきやすくなります。
また、頭皮が固くなると血行不良を起こし弱く細い毛が生えてきてしまうため、定期的に汚れを除去し、マッサージで血流をよくしてあげることが必要です。
髪がしっとりしすぎてボリュームが出ないような場合、髪に栄養を入れるよりも今ついているいらない成分を除去してあげるのが必要かもしれません。
シャンプーやトリートメント・アウトバストリートメントなどにはものによってはコーティング成分がたくさん入っているものがあります。
薄くコーティングする分には良いのですが過剰に成分が入っていたり、粒子の粗いものが入っていたりすると
それが髪に残り蓄積します。
それが毎日蓄積していくとどうなるでしょう?
普段のシャンプーでは取り切れない分厚いコーティングの層ができあがります。それが重さになり、髪のベタつきの原因になるのです。
よく言われているのが『シリコン』。
最近では『ノンシリコン』のシャンプートリートメントなども販売されてますよね。
でもそこで注意しなければいけないのが『ノンシリコン』=『ノンコーティング』ではない、ということ。
『シリコン』とはコーティング成分の一種。それ以外にも髪に残るコーティング成分はたくさんあるのです。
炭酸のシャンプーやパックなどで蓄積したコーティングを除去することがおすすめです。
夕方になると頭皮がベタついてくるのでしっかり洗うようにしています、という方いらっしゃいますが、実は逆効果の場合も。
頭皮から出る皮脂は外の刺激から頭皮を守るためのバリアのようなもの。
多すぎてもだめですが落としすぎるのも頭皮にとってよくありません。
必要な皮脂まで落としすぎてしまうことで身体が勝手に『乾燥してしまう!』と判断し過剰に皮脂を分泌します。
『シャンプーを1日2回以上している』『洗浄力が高いシャンプーを使っている』『乾燥肌なのに頭皮がベタつく』『頭を洗うときのお湯の温度が熱い』という方は優しい洗浄力のもので1日1回、ぬるめのお湯でしっかりと流してからシャンプーをするだけでも
頭皮の状態は整います。
それでも気になる方は保湿ケアやヘッドスパでのケアがおすすめです。
ボリュームアップに頭皮のケアは必要不可欠。
頭皮ケアをすることで自然な根元の立ち上がりを出すことができます。
頭には耳の上辺りから帯状に通っている”側頭筋”と呼ばれる筋肉があります。
『側頭筋』がると、頭皮が収縮し頭頂部の皮膚を引っ張ってしまうことで全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
また、長年の重力や髪の重さにより頭の皮膚がどんどん下に引っ張られ耳上にたまってしまっている場合もあります。
どちらも、いわば頭頂部の皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
更に皮膚が伸びることで毛穴も下に引っ張られ、毛が寝て生えてきてしまう原因にもなります。
毛穴の詰まりも細毛の原因になるためヘッドスパや炭酸のシャンプーなどで頭皮の汚れを除去してあげましょう。
セルフマッサージも血流アップに有効ですが、すでに頭皮が固くなってしまっている方は一度ヘッドスパやプロによるマッサージでしっかりと流してからお家でのケアをしてあげるとその後の維持がしやすくなります。
立体感がなく重たいスタイルだとどうしてものっぺりしてみえてしまい、動きが出にくく、よりペタンコに見える原因に。
カットでふわっとボリュームアップさせるにはまず表面の立体感が必要です。
ボリュームに関わる部分のみに動く毛を作ることでトップがふんわり軽く見えます。
目線を上に上げるために菱形のシルエットや後頭部にボリュームを出すのも有効です。
顔の形、骨格に合わせたシルエットの調整が重要です。
ボリュームを出す=パーマと思われる方も多いと思います。
パーマと一言でいってもくりくりにするだけではなく中間にふわっとワンカールを付けるだけでもボリュームの感じ方は変化します。
求めるスタイル・髪質や骨格に合わせてパーマの強さ・形を変えて施術しています。
カット/パーマ/COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥18,260
最近注目されているのが『ヘッドスパ』。
現代人は頭や目を使うことが多く、頭の疲れや肩こり首コリなどに悩まれている方がとても多いです。
また、頭皮は髪が生えるための大事なベースになるため頭皮環境がよくなることで、健康でダメージしにくい髪が生えてきやすくなります。
ヘッドスパの目的は大きく3つあります。
『頭のコリ』『頭痛』『肩こり首コリ』『睡眠が浅い』『目が重い・疲れやすい』などの不調は頭のマッサージや血流を促進することで改善します。
パソコンや細かい作業、ずっと気を張っていたり考え込みやすい方などは、頭がこりやすかったり、疲れやすい方が多いです。
『頭皮のつまり』『におい』『かゆみ』『フケ』『脂っぽい』『ベタつく』『乾燥する』『炎症』などの頭皮トラブルのケアにもヘッドスパはおすすめです。
ヘッドスパのほとんどはクレンジング効果・保湿効果のあるものが多く、これらの原因を改善することで健康な頭皮に近づけることができます。
頭皮環境が改善すると、健康な髪が生えやすくなり抜け毛や薄毛の改善にも繋がります。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく長細くなっていたりいびつな形をしていると、生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方はくせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
頭皮の環境が気になる場合、大きく分けて3つの原因があります。
わたしたちの皮膚は、外の刺激から自分を守るために常に油分(皮脂)の膜をはり一定の水分量・油分量を保っています。
しかしきちんと流せていなかったり、乾燥や刺激などで必要以上に皮脂が分泌されてしまったりすることで皮脂が『酸化』し、ドロドロになって毛穴の詰まりを引き起こす原因になってしまいます。
キッチンの壁を思い浮かべてみてください。油汚れをそのままにしておくと茶色くなってなかなか落ちませんよね?
これと同じことが頭皮でも起こっているということです。
茶色くこびりついて普段のシャンプーでは落ちない汚れに変わってしまうのです。
毛穴の汚れはこの酸化した皮脂や、シャンプーやトリートメントの不要な成分、シリコンや空気中の汚れが混ざったもの。
毛穴に詰まった汚れは『におい』『薄毛・抜け毛』『かゆみ』『ベタつき』『炎症』などを引き起こします。
酸化してしまった皮脂をきれいにするにはディープクレンジングが必要です。
専用のクレンジングパックやオイルで毛穴の詰まりを浮かせ除去します。
皮脂が酸化してしまう前にシャンプー方法を見直したり、極力負担の少ないものを使用し予防することが重要です。
頭皮も顔や身体と同じように乾燥しやすい環境や体調、ターンオーバーの乱れなどで水分を保持できなくなり、乾燥します。
頭皮が乾燥すると、水分を逃がさないように身体が過剰に皮脂を出してしまい毛穴のつまりやベタつきの原因になってしまうことも。
また、乾燥することで刺激に弱くなり炎症やかゆみ、フケなどを引き起こしやすくなります。
乾燥の原因は『紫外線』『からだの水分不足』『冷房や暖房』『空気の乾燥』『シャンプーで油分を取りすぎている』『お湯の温度が熱い』などが挙げられます。
パソコンやスマホなど、目や頭を使うことが多い現代。
頭皮がカチカチになっている方も増えています。
頭のコリで重要なのは、てっぺんではなく耳上の辺り。
耳上から帯状に通っている『側頭筋』と呼ばれる筋肉をほぐすことで全体のはりを緩めます。
実は頭頂部には筋肉はなく、頭蓋骨と皮膚だけの状態。
『側頭筋』がこり、収縮してしまうことで皮膚を引っ張り全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
いわば皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
『頭をよく使う』『目が疲れやすい』『頭痛がする』『気を使うことが多い』『悩み事や考え事が多い』『ストレスを感じる』『歯を食いしばる癖がある』『肩や首がこりやすい』方は要注意。マッサージや血流を改善し、頭皮を緩めましょう。
特に首がこりやすい方はそもそも頭に血が流れにくくなるため、頭だけではなく首肩の血流改善も必要です。
男性女性問わず、薄毛に悩まれている方は多いと思います。
薄毛の原因は毛穴の詰まり・血行不良・栄養不足など、多岐にわたります。
男性の場合は男性ホルモンの影響も考えられます。
頭皮の毛穴が皮脂や汚れで詰まってしまうと毛穴が埋まってしまい小さくなるため、毛穴から生えてくる毛が細くなったり抜けやすくなったりします。
また毛穴が詰まることで毛穴自体が広がり、潰れてしまい最終的に毛穴がなくなってしまうと、脱毛や薄毛に繋がります。
頭に無数に通っている毛細血管は髪に栄養を与える大事な役割をしています。
長年の重力や頭のコリで頭皮が下がってしまい、皮膚が薄くなると頭頂部の血管が圧迫され流れが悪くなり、結果毛根に栄養がいきにくくなり、毛が抜けやすくなってしまいます。
皮膚を下方にずっと引っ張っているような感じなので毛穴も開きやすくなり汚れが詰まる原因にもなります。
頭のコリは自律神経にも影響します。自律神経が乱れると代謝が極端に悪くなり髪の発育が悪くなったり抜けてしまうことも。
妊娠などで体内のホルモンバランスが乱れると毛周期に影響を与え、抜けるはずの毛が残ったままになります。
そして出産を終えて通常のホルモンバランスに戻ったときに一気に抜けるため、産後は抜け毛が増えるということです。
また、加齢などで女性ホルモンが低下すると女性でも男性ホルモンの影響を受けやすくなり毛が抜けやすくなったり、細くなったりする場合もあります。
ストレスを感じることで、自律神経やホルモンバランスが崩れ、血行不良や毛根への栄養不足に繋がります。
睡眠があまり取れていなかったり、コンビニや外食が多いことで栄養が不足し、髪の発育に影響を与えてしまうことも。
質のいい睡眠、バランスの良い食事を心がけましょう。
洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎていたり、逆に洗えていなかったり、トリートメントなどを頭皮に付けてしまっていたり、良いと思ってやっていることが頭皮や毛根の負担になっていることもあります。
正しい方法でケアしてあげることで頭皮も髪もよりよい状態になります。
頭のコリに有効なのが『頭皮マッサージ』。
セルフマッサージのときは耳のまわりをほぐしてあげるのがおすすめです。
指の腹でするのもいいですし、やりにくい方は手を軽く握った第1間接でゴリゴリ横に動かしてあげるのがやりやすいです。
耳の辺りから帯状に通っている『側頭筋』をほぐし、下がっている皮膚を上に持ち上げるイメージで。
きちんと洗えていなかったり、逆に洗いすぎていたりすることで、乾燥や毛穴の詰まり、頭皮のトラブルに繋がります。
正しいシャンプー方法
①はじめのお流し(予洗い)をしっかりと
指で地肌をこするようにしながら頭皮と髪にしっかりとお湯を浸透させる。(2~3分)
②シャンプー剤は1~2プッシュ
量が多ければ多いほど洗浄力が高くなるため乾燥しやすくなったり栄養分が抜けてしまいます。
もし泡立たない場合は、一度0.5プッシュ程度髪になじませ(このときは泡立たなくても大丈夫。)、その後1~2プッシュで通常のシャンプーをすると泡立ちもよくなります。
しっかりと泡立った状態で、地肌をやさしく指の腹で洗えているのが理想のシャンプー。
地肌に爪を立てたり、毛先をごしごしこするような洗い方はNGです。
③トリートメントは毛先になじませるように
頭皮用のトリートメントや、頭皮に付けても大丈夫とメーカーがうたっているもの以外は、基本的には地肌に直接付けるのはNGです。
シリコンやコーティング成分が毛穴に詰まる原因になります。
④シャンプーやトリートメントはしっかりを洗い流す
流し残しがないよう、地肌までしっかりとお湯で流しましょう。
流しすぎるとトリートメントが取れてしまう、なんてことはありません。
流し残しがあると、かゆみや炎症の原因になったり、乾燥したり頭皮が詰まりやすくなります。
これらに気を付けてシャンプーするだけで頭皮も髪も健康な状態を保てます。
頭皮が乾燥しやすい方は、お家での保湿ケアがおすすめです。
専用のローションを使う方法
頭皮と顔は毛穴の数や皮脂腺の数が違うためお顔の化粧水を使うことはできませんが、販売されている頭皮用のローションで頭皮を保湿できます。
頭皮が敏感、またはトラブルがある方はできれば薬用のものや極力ナチュラルな成分のものがおすすめです。
オイルパックする方法
ココナッツオイルやホホバオイルなど、ナチュラルなオイルで頭皮をパックする方法もあります。
方法としては
①お風呂に入る前、もしくはシャンプーの前にオイルを頭皮に全体的になじませる
②キャップやラップをした状態で10~15分ほど置く
③しっかりとお湯で流して通常通りシャンプーする
オイルが頭皮に浸透するので保湿効果が長続きします。
COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥3,850
20代の髪はツヤや弾力がしっかりありますが、ヘアカラーやヘアアイロンなど、外部要因によってのダメージに悩まれることが多いです。
そのため、理想の色味や質感になりにくかったり、またハイトーンカラーや過度の熱ダメージなどで内部の栄養分が流出、髪が傷む原因になります。
また、髪にハリコシがある分毛量の多い方・クセがある方などはより広がりやボリュームが気になることもあります。
『髪が傷む』というイメージが強いのは、この薬剤ダメージではないでしょうか?
薬剤によるダメージとはカラー・パーマ・ストレートなどの薬剤を使った施術によるダメージのこと。
原因はほとんどの場合、髪のキューティクルを開くために入っている『アルカリ剤』。
アルカリ剤が髪に付着すると髪を膨潤させ表面のキューティクルを開きます。
そしてそこから反応する薬剤を浸透させることで髪の内部に色をつけたり形を変えたりするのですが、このアルカリ剤は放っておくと約1週間ほど髪に停滞します。
その間ずっとキューティクルが不安定な状態になり栄養分や色素が抜けやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりするため、カラーやパーマをするとダメージする!という印象を受けてしまいます。
ですがアルカリ剤はカラーやパーマ後除去することができ、除去することでその後のダメージを防ぐことができます。
他には、カラーの色落ちによる栄養分の流出・熱を加えるストレートやデジタルパーマでの熱ダメージ・パーマで髪を変形させる際のキューティクルのねじれなどもありますが、いずれも抜けた栄養分を元通り補ってあげることが大事になります。
物理的なダメージとは、ドライヤー・アイロン・髪同士の摩擦・お湯の温度・シャンプーの洗浄力・しっかり乾かせていないなど、毎日の生活でのダメージのこと。
急にひどくなるということはあまりないですが、積み重なると質感が気になる原因になります。
季節によるダメージの代表といえば、春夏の紫外線と秋冬の乾燥。
紫外線は3月頃から注意が必要です。髪に紫外線が当たることで乾燥やごわつき、カラーの退色などの原因になりますのでUVケアのスプレーや、シアバターやココナッツオイルでの予防が有効です。
紫外線の季節が終わると今度は乾燥の季節。油分や水分を補うトリートメントでしっかりケアしましょう。
春先は花粉などがキューティクルの隙間に入り込むことでも、パサつき・ゴワつきの原因になります。
季節に合った方法でケアすることで髪のダメージは予防することができます。
一本の髪は大きく分けると3つの部分からなっていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
分かりやすく例えるならば、髪の毛が海苔巻きで、キューティクルが海苔、中間部がご飯、中心部が具というイメージです。
大部分がタンパク質でできており、残りは脂質、メラニン色素などです。
健康な髪の毛は、約80%のたんぱく質、約12%の水分、約5%の脂質、その他微量元素で構成されています。
たんぱく質、水分、脂質のバランスが化学的・物理的な刺激などによって崩されるとダメージに繋がり、手触りの悪化や広がりの原因になってしまうのです。
扱いやすい髪にするためには、たんぱく質・水分・脂質のバランスをベストな状態に整えてあげることが重要です。
髪の内部補修に特化した『サロントリートメント』は、髪がまとまりやすくなったり、カラーやパーマの持ちが良くなったりします。
お肌をキレイにするためにエステするのと同様に、美容室でサロントリートメントはメンテナンスとして重要です。
サロントリートメントの多くは、髪の内部のコルテックスの補修(栄養分の流出によって起こるダメージホールと呼ばれる穴に栄養成分が入り込み、穴を埋めることで髪を強く健康に近づける)・髪の表面のキューティクルの周りに疑似キューティクルと言われる膜をはり表面コーティングすることで髪をつややかにする2種類に大きく分けられます。
コーティングの力が強すぎると、髪に過剰な負荷がかかることもありますので内部に栄養を入れる→薄く表面を保護するようなトリートメントがおすすめです。
月に1度サロンでトリートメントをするのも良いですが、残りの360日以上を過ごすお家でケアしてあげることが髪にとってよりよい状態を維持する秘訣です。
サロントリートメントの持ちは、トリートメントにもよりますがだいたい2~3週間程度と言われています。これをより長持ちさせるポイントは『ホームケアトリートメント』です。
毎日お家でヘアケアをすることでトリートメントのコーティングが剥がれ落ちたり、補修した成分が流れ出るのも防いでくれます。
お家でのケアを続けていくと、サロントリートメント成分の頻度を減らすことができたり、カラーの持ちがよくなったりするので余計な負担をかけずに髪を綺麗に保つことができます。
シャンプートリートメントを変えるだけでも、髪の毛は大きく変わります。
何をやっても髪が綺麗にならない、とお悩みの方は一度ホームケアを見直してみてはいかがでしょうか?
髪は濡れている時が一番デリケートなので、乾かさずに寝てしまうと様々な影響を及ぼします。
乾いている髪は1本あたり150gの重さまでちぎれずに引っ張ることができますが、濡れている状態だと強度は約半分になってしまいます。
いくら外側からトリートメントでケアしても、正しく乾かさないとせっかく頑張っているヘアケアの意味がなくなってしまいます。
濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっているため、そのままで寝ると、枕などとの間に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。
キューティクルが傷つくことで髪が乾燥してパサつく原因にもなります。
普段そんなに巻かない人は180度。よく巻く人・ダメージしている人は170度か160度がベスト。
※あまり温度が低すぎると、巻きがつかなかったり何度も巻きなおすことで髪の水分がなくなってよりダメージするので逆効果です。
お湯の温度は38~39度がベスト。40度以上は髪が乾燥しやすく、カラーやパーマが落ちやすくなる原因になります。
髪を洗うときは、少しぬるいかな?ぐらいの温度で洗うのがおすすめです。
ショートだと1プッシュ・ボブ、ミディアムだと1プッシュ~1プッシュ半・ロングだと1プッシュ半~2プッシュ程度がベストです。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤は髪の汚れを吸着し落としてくれますが、洗浄力が高すぎるものを使用したり、必要以上に量が多かったりするとその分洗浄力が高くなり、髪や頭皮が乾燥しやすい原因になります。
シャンプー剤を付ける前の流しをしっかり(1~2分)することで泡立ちもよくなり、汚れも落ちやすくなります。
市販のものは比較的洗浄力が高いものが多いので、乾燥・ダメージ・カラーの持ちなどが気になる方はサロンシャンプーに変えるのをおすすめします。
COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥6,050
髪が広がってお悩みの方の原因の第一位は『髪のくせ』。
ウェーブが強くなることでボリュームが出てしまうくせもありますが、全体的にぼわぼわ広がってしまうのも縦方向に髪がねじれた”捻転毛”というくせかもしれません。
スリムパーマなどの薬剤を使って柔らかくボリュームダウンする方法がおすすめです。
梅雨時期や雨の日に気になる湿気。
湿気が髪に入り込むことで髪が膨潤し、全体的に広がってしまいます。
湿気が入り込まないようなケアが重要になります。
髪が乾燥し硬くなると、まとまりが失われ広がりやすくなります。
ごわついていたり、毛先だけが広がりやすい方は、乾燥が原因かもしれません。
毛髪内部の『タンパク質』『脂質』が抜けることで、髪のパサつき・ゴワつき・硬さに繋がります。
栄養分が抜けている部分は特に水分を吸いやすくなるため必要以上に湿気を吸収し、広がってしまう原因になります。
髪の量が多すぎると、内側から髪を押し上げてしまいボリュームが出てしまいます。
『後頭部の辺りや耳上が広がる』という方は、毛量を減らすだけでもかなりのボリュームダウンになります。
骨格に合わせた適切なカットで髪を根元から減らすルーツカットがおすすめです。
太毛で広がる髪
毛が太く、広がりやすい方はくせ(うねり・ねじれ)・乾燥・脂質不足の原因が考えられます。
ごわつきやすく湿気の影響も受けやすいこのタイプは髪に『脂質』を入れてあげることで、柔らかくまとまりやすくなります。
ストレートをされる方が多いと思いますが、完全にまっすぐにするのではなく、スリムパーマや優しいストレートなどでくせを緩めてあげるだけでもスタイリングしやすくなります。
施術の際、必要な部分のみにアイロンを使用すると髪の負担の軽減になり、おすすめです。
細毛で広がる髪
髪が細く、広がりやすい方はくせ(ねじれ)・乾燥・タンパク質不足・頭皮が固いの原因が考えられます。
全体的、もしくは毛先にかけてぼわぼわ広がるこのタイプはストレートでまっすぐにしすぎてしまうと、逆にボリュームがなくペタンコになってしまうので注意が必要です。
『タンパク質』を補充し髪の内部の栄養の偏りを均等にすることでペタンコにならずに広がりを抑えることができます。
この髪質の方は頭皮ケアで広がりが緩和される場合があります。
ヘッドスパやマッサージなどで毛穴の形を整え長期的に改善していくのも1つの方法です。
髪を細かくすけばすくほど中の毛が表面の毛を押し上げ全体が広がりやすくなります。
全体を均一にすくのではなく、骨格に合わせてヘアスタイルに必要でない・影響しない部分のみを根元付近からハサミを入れることで、土台がしっかりしたまとまりやすいヘアスタイルになります。
乾燥やダメージで髪が広がってしまう方は、トリートメントで栄養分や水分を補充してあげるだけでも髪の広がりを抑えることができます。
『タンパク質』『脂質』『水分』の何が足りてないのか見極め、適切な栄養分を入れてあげることが重要です。
広がる方やくせのある方は縮毛矯正をされる方も多いかと思いますが、求める質感・どの程度まっすぐにしたいのかなど、状態に合わせて薬剤やストレート具合を調整していく必要があります。
ただ単に髪がまっすぐになっても、髪の負担が大きくダメージしてしまったり、まっすぐすぎてやりにくくなったりしては意味がありません。
スリムパーマはくせが完全に伸びる訳ではありませんが薬剤が優しく髪への負担が最小限の施術です。
こんな方におすすめ
湿気で広がる原因
要は常に髪が半乾きの状態になっているようなイメージです。
この広がりを予防するにはどうしたらいいのか?
家でできるケア方法は大きく3つです。
湿気が多い日は特に、いつもよりもしっかりと髪を乾かすことが重要です。
髪の毛に水分が残っていることで髪は広がり、より水分を入り込みやすくしてしまうので思っている2倍ぐらい、しっかりと水分を飛ばしましょう。
髪にはもともと必要な水分を保持する力が備わっているのでドライヤーでの乾かし過ぎは基本的には気にしなくて大丈夫です。
寝ている間に髪が水分を吸っている場合もありますので、夜に乾かしてから寝るという方でも、朝もう一度ドライヤーで余分な水分を飛ばしてあげるのがおすすめです。
毛髪のをすることで髪はより空気中の水分を吸い込みやすくなります。
普段のシャンプートリートメント・アウトバストリートメントなどで髪の内部のバランスを整えてあげることでも
髪の広がり・うねりを防ぐことができます。
また、ダメージを予防することで湿度に負けない髪を作ることにも繋がります。
キューティクルの表面をオイル系のトリートメントやバームタイプのスタイリング剤で保護することでキューティクルの周りに薄い膜をはり、湿気の入り込みを防ぐ方法も有効です。
カット/スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント ¥17,490
ひとことでくせ毛といってもいくつか種類があり、それぞれに解決方法は異なります。
うねりのある大きなウェーブが特徴です。
人によりうねりの程度・部位は様々ですが、湿気でうねりが強くなるため広がりなどを感じやすい髪質です。
くせ毛を活かしたスタイリングもできるのがこの波状網の方。カットだけでもスタイリングしやすくできます。
また、このタイプは毛穴の形が原因の場合が多く、ヘッドスパなどで改善する場合もあります。
濡らすと気にならないのに乾かすとぼわぼわ広がってくる、という方は髪の1本1本がねじれている捻転網という髪質。
一見くせ毛に見えなくても、髪のごわつきや広がり、極度の乾燥を感じられる方はこの捻転網の可能性があります。
髪の内部のタンパク質が不均一に存在しているため、乾かしたときに収縮率が変わり、くせになります。
カットで広がりやすい部分を減らしたり、スリムパーマというアイロンを入れない緩いストレートだけでもスタイリングがしやすくなります。
細かく縮れたくせ毛で、黒人の方に多い髪質です。
アフロのようにチリチリと強くクセが出るため、ストレートでもなかなか伸びない場合も。
根元からくせが強く出てしまうため伸びてきた部分が気になりやすいため、ナチュラルなストレートやウェーブを弱くして活かす施術がおすすめです。
三つ編みを解いたようなうねりのあるくせは、毛穴の形に原因がある場合が多いです。
直毛の方の場合毛穴の形はきれいな円形をしていますが、くせのある方は楕円だったり、少しいびつな形をしています。
毛が毛穴から出てくるとき、いびつな穴から無理矢理出てくることで髪がうねって生えてきてしまうのです。
加齢や頭皮のコリによってくせが強くなるのもこの毛穴の形が関係しています。
また、ホルモンの変化や体調の変化によってもくせが強くなることがあります。
ストレート・スリムパーマなどでくせを緩める方法の他に、カット・パーマでくせを活かしたスタイリングも可能です。
ヘッドスパで毛穴の形を整えることでくせが改善される場合もあります。
頭皮が固くなっている方やくせが強くなってきた、と感じられる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
『髪が乾燥しやすい』『どうしてもツヤが出にくい』『ざらざらとした質感になる』『湿気でボワボワ広がる』『表面がちりちりまとまらない』・・そんな方は髪の1本1本がねじれて生えているかもしれません。
タオルを絞るように毛がねじれているこの髪質は表面のキューティクルが少し開きやすいのが特徴です。
栄養や水分が抜けやすく、乾燥しやすいので、トリートメント・ホームケアで栄養や水分を補うことがまずは大事です。
くせのある方はタンパク質のバランスが部分ごとに偏っている場合が多く、吸水するところ・撥水するところ・密になり固いところ・隙間があり柔らかいところなど様々です。
状態に合った『タンパク質』『脂質』の補充をしていくことで髪が自然にまとまりやすくなります。
また、スリムパーマなど優しいストレートの薬剤でまっすぐにしすぎず質感を整えてあげるのがおすすめです。
広がりが気になる方はボリュームダウン・カットなどで全体のボリュームを抑えてあげるだけでもまとまりがよくなります。
ストレートパーマ(縮毛矯正)は『髪がまっすぐになる』『ダメージする』『ストレートのヘアスタイルしかできなくなる』と思われている方、まだまだ多いと思います。実はここ最近のストレートパーマはかなり進化しています!
確かに従来のストレートパーマ(縮毛矯正)は、強いアルカリの薬剤で髪を反応させ高温のアイロンでプレスすることで髪をまっすぐにしていたため、必要以上にダメージしてしまったりピンピンになりすぎてしまったり、ということがありました。
『アルカリ成分が従来のストレートパーマに比べ少ないため髪を反応させすぎない』『アイロンを通す場合も温度や力加減の調整により自然な柔らかさがでる』のが最新のストレート。
ダメージも少なく髪をまっすぐにしすぎず自然な柔らかさが出ます。
くせを完全に伸ばす、というよりは緩和させスタイリングしやすくすることがメインになるため、普段は巻いてスタイリングすることも可能です。
こんな方におすすめ
髪のくせを見極め、頭の形に合わせ必要でない部分を根元付近から毛量調節することで髪の厚みを残しながらぐっと量が減り、扱いやすくなります。
くせが出て広がるからと言ってやみくもに全体的にすいてしまうと、逆に軽くなることでくせが出てボリュームが出てしまったり、髪がパサつきやすくなったりします。
髪の土台をキープしながら部分的に量感を減らす技術が必要になります。
髪の表面をいくらコーティングしてもくせはなかなか落ち着きません。
髪の内部の『タンパク質』『脂質』などの抜けている栄養成分を補うことで髪の内部を均一に整えます。
くせ毛の方は髪の内部の栄養分が不均一になっており、そのばらつきがくせを出す要因になっています。
そのため不足している部分に栄養分を補うことでまとまりやすく、広がりも抑えられます。
『頭皮が固い』『頭皮が茶色っぽい』『頭がこっている』『最近くせがひどくなった』『顔周りにくせが多い』・・こんな方は毛穴の形が原因でくせが出ているかもしれません。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく、長細くなっていたりいびつな形をしていると生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方は、くせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
カット/スリムパーマ ¥13,640
髪を切った次の日、ご自宅でスタイリングすると『なぜか昨日のように決まらない・・・』『少し伸びてくるとすぐに広がってしまう・・・』と感じたことはありませんか?
毛量が多いからと単純にスキバサミで毛量を減らしてしまうと、逆にパサパサ広がったり毛先だけがスカスカでうまくスタイリングが決まらなかったりすることも。
全体的に均一に量感をとってしまうことで髪全体の土台が崩れ、短い毛が上の毛を押し上げることによって広がったり、表面に短い毛が出てきてしまったりと、まとまりやツヤ感がなくなってしまう原因になります。
わたしたちUNBIRTHDAYの『ルーツカット』とは髪の厚みを残したままスタイルに必要な所とそうでない所を見極めて理論的にハサミを入れていきます。
その結果、乾かしやすく動きが出る・ツヤが出る・広がりにくくなる・伸びてもスタイルの持ちが良い・頭が小さく見えるといった効果が生まれます。
髪の毛を根元から毛先まで単純に均一にすくのではなく、髪の大事な部分にハサミを入れないことによりツヤをキープしスタイルの持ち『強度』を増すのが、私たちの追求するカットです。
量感を取るところ・取ってはいけないところ・髪質に合わせた量の減らし方を理解し、その人の骨格に合わせ毛先に厚みを残しながら毛量を最大限減らすことで、頭の形も綺麗に、扱いやすくツヤのあるヘアスタイルを維持することができます。
わたしたち日本人の骨格はハチが張り、後頭部の丸みが少なく、どちらかというと四角く見える骨格をしています。
なので欧米人のように立体的なシルエットにしようとすると骨格を補正しながらカットする技術が必要になってきます。
これらは全て骨格に合わせたカットや毛量調整で改善することができます。
正面だけではなく、横から見ても後ろから見ても人からほめられるスタイルに!
カット ¥5,940
30代の髪は20代に比べると少しずつ乾燥しやすくなってきます。
妊娠出産などホルモンの変化や忙しい毎日で髪質も変化しやすい年代です。
手触りが悪くなったり、くせが強くなったり、抜け毛が増えてきたり、今までとは少し違うお悩みが出てくるときですのでプラスアルファのケアが重要になります。
『髪が傷む』というイメージが強いのは、この薬剤ダメージではないでしょうか?
薬剤によるダメージとはカラー・パーマ・ストレートなどの薬剤を使った施術によるダメージのこと。
原因はほとんどの場合、髪のキューティクルを開くために入っている『アルカリ剤』。
アルカリ剤が髪に付着すると髪を膨潤させ表面のキューティクルを開きます。
そしてそこから反応する薬剤を浸透させることで髪の内部に色をつけたり形を変えたりするのですが、このアルカリ剤は放っておくと約1週間ほど髪に停滞します。
その間ずっとキューティクルが不安定な状態になり栄養分や色素が抜けやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりするため、カラーやパーマをするとダメージする!という印象を受けてしまいます。
ですがアルカリ剤はカラーやパーマ後除去することができ、除去することでその後のダメージを防ぐことができます。
他には、カラーの色落ちによる栄養分の流出・熱を加えるストレートやデジタルパーマでの熱ダメージ・パーマで髪を変形させる際のキューティクルのねじれなどもありますが、いずれも抜けた栄養分を元通り補ってあげることが大事になります。
物理的なダメージとは、ドライヤー・アイロン・髪同士の摩擦・お湯の温度・シャンプーの洗浄力・しっかり乾かせていないなど、毎日の生活でのダメージのこと。
急にひどくなるということはあまりないですが、積み重なると質感が気になる原因になります。
季節によるダメージの代表といえば、春夏の紫外線と秋冬の乾燥。
紫外線は3月頃から注意が必要です。髪に紫外線が当たることで乾燥やごわつき、カラーの退色などの原因になりますのでUVケアのスプレーや、シアバターやココナッツオイルでの予防が有効です。
紫外線の季節が終わると今度は乾燥の季節。油分や水分を補うトリートメントでしっかりケアしましょう。
春先は花粉などがキューティクルの隙間に入り込むことでも、パサつき・ゴワつきの原因になります。
季節に合った方法でケアすることで髪のダメージは予防することができます。
一本の髪は大きく分けると3つの部分からなっていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
分かりやすく例えるならば、髪の毛が海苔巻きで、キューティクルが海苔、中間部がご飯、中心部が具というイメージです。
大部分がタンパク質でできており、残りは脂質、メラニン色素などです。
健康な髪の毛は、約80%のたんぱく質、約12%の水分、約5%の脂質、その他微量元素で構成されています。
たんぱく質、水分、脂質のバランスが化学的・物理的な刺激などによって崩されるとダメージに繋がり、手触りの悪化や広がりの原因になってしまうのです。
扱いやすい髪にするためには、たんぱく質・水分・脂質のバランスをベストな状態に整えてあげることが重要です。
髪の内部補修に特化した『サロントリートメント』は、髪がまとまりやすくなったり、カラーやパーマの持ちが良くなったりします。
お肌をキレイにするためにエステするのと同様に、美容室でサロントリートメントはメンテナンスとして重要です。
サロントリートメントの多くは、髪の内部のコルテックスの補修(栄養分の流出によって起こるダメージホールと呼ばれる穴に栄養成分が入り込み、穴を埋めることで髪を強く健康に近づける)・髪の表面のキューティクルの周りに疑似キューティクルと言われる膜をはり表面コーティングすることで髪をつややかにする2種類に大きく分けられます。
コーティングの力が強すぎると、髪に過剰な負荷がかかることもありますので内部に栄養を入れる→薄く表面を保護するようなトリートメントがおすすめです。
月に1度サロンでトリートメントをするのも良いですが、残りの360日以上を過ごすお家でケアしてあげることが髪にとってよりよい状態を維持する秘訣です。
サロントリートメントの持ちは、トリートメントにもよりますがだいたい2~3週間程度と言われています。これをより長持ちさせるポイントは『ホームケアトリートメント』です。
毎日お家でヘアケアをすることでトリートメントのコーティングが剥がれ落ちたり、補修した成分が流れ出るのも防いでくれます。
お家でのケアを続けていくと、サロントリートメント成分の頻度を減らすことができたり、カラーの持ちがよくなったりするので余計な負担をかけずに髪を綺麗に保つことができます。
シャンプートリートメントを変えるだけでも、髪の毛は大きく変わります。
何をやっても髪が綺麗にならない、とお悩みの方は一度ホームケアを見直してみてはいかがでしょうか?
髪は濡れている時が一番デリケートなので、乾かさずに寝てしまうと様々な影響を及ぼします。
乾いている髪は1本あたり150gの重さまでちぎれずに引っ張ることができますが、濡れている状態だと強度は約半分になってしまいます。
いくら外側からトリートメントでケアしても、正しく乾かさないとせっかく頑張っているヘアケアの意味がなくなってしまいます。
濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっているため、そのままで寝ると、枕などとの間に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。
キューティクルが傷つくことで髪が乾燥してパサつく原因にもなります。
普段そんなに巻かない人は180度。よく巻く人・ダメージしている人は170度か160度がベスト。
※あまり温度が低すぎると、巻きがつかなかったり何度も巻きなおすことで髪の水分がなくなってよりダメージするので逆効果です。
お湯の温度は38~39度がベスト。40度以上は髪が乾燥しやすく、カラーやパーマが落ちやすくなる原因になります。
髪を洗うときは、少しぬるいかな?ぐらいの温度で洗うのがおすすめです。
ショートだと1プッシュ・ボブ、ミディアムだと1プッシュ~1プッシュ半・ロングだと1プッシュ半~2プッシュ程度がベストです。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤は髪の汚れを吸着し落としてくれますが、洗浄力が高すぎるものを使用したり、必要以上に量が多かったりするとその分洗浄力が高くなり、髪や頭皮が乾燥しやすい原因になります。
シャンプー剤を付ける前の流しをしっかり(1~2分)することで泡立ちもよくなり、汚れも落ちやすくなります。
市販のものは比較的洗浄力が高いものが多いので、乾燥・ダメージ・カラーの持ちなどが気になる方はサロンシャンプーに変えるのをおすすめします。
COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥6,050
『髪がパサつく』『つやが出ない』『広がる』『引っかかる』これらには全て理由があり、人によって理由は様々・・・
あなたの髪に今何が必要で、何が必要でないのかをきちんと判断し、必要なケアをしてあげることで髪のコンディションはどんどん向上します。
髪の内部は『タンパク質』『脂質』『水分』でできており、それらが流出することで私たちはダメージを感じます。
『タンパク質』・・・髪の80%を占めており、髪に栄養を蓄えるベースとなります。
『脂質』『水分』・・・髪の柔らかさや弾力を作ってくれます。
毎日のシャンプー・ドライヤー・紫外線や薬剤ダメージでこの『タンパク質』や『脂質』が抜けてしまうと、髪の内部に穴が空いたように隙間ができ、髪のパサつきや乾燥の原因となります。
また、エイジングによって髪のダメージは進行しやすくなるといわれており、パサつきやダメージを感じやすくなります。
これらは、早めのケアで予防することができます。
日本人に多い『捻転毛(ねんてんもう)』。
髪が生えてくるときに少しずつねじれながら生えているくせのことで、ねじれが加わることでキューティクルが広がりやすく、乾燥しやすい傾向にあります。
そもそもツヤというのは面がきれいに均一に整っているところに光が反射することで生まれるため、ねじれによって面が整っていないとツヤがなく、ザラついて見えるのです。
従来のすきバサミを使ったランダムな毛量調節は、髪にばらつきが出てパサつきや広がりの原因となります。
髪の表面を触らず内側のスタイルに必要でない部分の毛のみを狙ってカットすることで、表面の毛羽立ちを抑え、反射率をUPさせます。
パサつきが気になる方がまず1番に気をつけたいのがダメージケア。
髪の内部の『タンパク質』や『脂質』『水分』を補充してあげることで髪のパサつき・ダメージを防ぐことができます。
方法として、最も内部まで栄養補充できるのがサロンでのトリートメント。
内部補修型のトリートメントを浸透させることで髪を芯から潤わせ、ダメージを補修します。
また、お家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントを補修型のものに変えてあげることで、毎日少しずつ髪に栄養分を入れていくことができます。
空気の乾燥、紫外線、またはドライヤーの当て過ぎや洗浄力の強いシャンプーなど、髪は様々な要因で乾燥しやすくなります。
なるべく乾燥しないようにするためには
家でできることから始めるのがおすすめです。
表面のキューティクルがねじれて広がっていたり、ダメージで開いてしまっている状態になっていると光が髪に均等に反射せず、つやがなくザラついて見えてしまいます。
キューティクルを整えるケアをしてあげましょう
パサつくときと同様、ダメージや乾燥によっても髪のツヤは失われます。
特にキューティクルが開いていると余計に栄養分や水分が流出しやすいので注意が必要です。
栄養不足や頭皮の硬さ、加齢によって髪が弱い状態で生えてきやすくなり、そのためすぐにツヤがなく乾燥して見えてしまいます。
ダイエット中や妊娠・授乳中など急激な栄養不足になりやすいときは気をつけましょう。
しっかりバランスの取れた食事が健康な髪の毛を作ります。
特に余分な油分・タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などが髪に良いとされています
カラーにはツヤが出て見える色・パサついて見える色があり、質感や見え方をコントロールすることができます。
退色して黄色みが出てくると乾燥・ダメージして見えやすいので、補色などで足りない色を補いながらカラーしてあげることでよりツヤのある質感になります。
また最近はカラー剤に混ぜるタイプの補強のトリートメントなども出てきていますので、そういったものをプラスしてあげるのもおすすめです。
毛先のキューティクルがはがれたり開いたりすることにより、マジックテープのように隣の毛とくっついてしまうことで、手ぐしが通らない・ひっかかりなどの原因になります。
キューティクルがはがれてしまう原因として、濡れた状態での髪の摩擦があげられます。
髪は水に濡れている時に、キューティクルが少し開いた状態になります。その時に摩擦が加わるとキューティクルに負担がかかりやすくなります。
濡れた状態で髪が摩擦する原因
濡れている状態では極力摩擦をなくして、優しく扱うよう注意が必要です。
髪が完全に乾ききらないまま高温のアイロンなどで髪をはさんでしまうと髪の内部で水分の小さな爆発が起こります。
水分が一気に蒸発することで髪の結合や強度が弱まり、切れ毛や枝毛の原因となるのです。
アイロンなどを通す場合は、髪の水分を完全に乾かしてから行うようにしましょう。
夜乾かして、朝スタイリングする場合でも寝ている間の湿気を軽くドライヤーで水分を飛ばしてから巻いてあげるのがおすすめです。
ミストタイプのコテ巻き前のスプレーなどは、水分を含ませてしまうため余計ダメージをさせてしまう場合があります。
良いと思ってやっていることが逆効果になる場合もありますので、自身の髪質や状態に合ったものを使用することでダメージや引っかかりも軽減されます。
キューティクルがはがれたり、ばらつきがあったりするとどうしても栄養分や水分が流出しやすい状態になってしまいます。
ひっかかりが気になる方も、足りない栄養分を補うケアが重要。
ヘアスタイルの表面に短い髪が出てしまうと、その部分の光のが屈折し反射が悪くなることで ツヤやまとまりを感じにくくなります。
それぞれの頭の形や髪質・毛流に合わせて、ヘアスタイルに影響のない部分を重点的なトリミングで表面のツヤ感は失わず、内側の毛が減るので膨らみや広がりも抑えることができ、くせ毛の人にも効果を発揮します。
髪の内部に”ダメージホール”と呼ばれる隙間が空いているほど 乾燥しやすく、パサついて見えやすくなります。
内部補修型のトリートメントで 髪の状態にあわせ 、必要な量の『タンパク質』『脂質』『水分』を補うことでダメージホールを補修し、内側から髪を補強します。
また、キューティクルがはがれたり、バラついていたりして キューティクルに隙間が空いていると そこから栄養分が流出しやすくなります。
表面の反射率も低下するため 内部補修するだけではなく表面のキューティクルケアも重要です。
カラーリングが退色し、黄色っぽくなるとパサついて見えやすくなります。 また、オレンジ味がでてくると硬く見えます。
色味が抜ける際にタンパク質などの栄養分も一緒に流出してしまうため、カラーで色味を補い、カラーの色素が髪の内部にとどまることで ツヤのある質感に整えることができます。
反対色を使い、色同士を打ち消し合う『補色』やカラーのブレンドによって柔らかい透明感のある色味にすることでも髪のツヤ感は増します。
キューティクルを整える方法として おすすめなのが”スリムパーマ”。
“スリムパーマ”とは低アルカリ・低刺激のやさしい薬剤で 髪を柔らかくし、キューティクルを整えてから固定することでボリュームダウンや髪のチリつき・ゴワつきを抑えることができる新しい技術です。
表面のキューティクルが整うことで反射率も上がり、柔らかくツヤのある質感になります。
TVなどでも『髪質改善トリートメント』などのネーミングで話題になった手法です。
“酸熱トリートメント”とは髪を酸性の薬剤で収斂させることで手触りをよくしていくトリートメントストレートです。
髪の内部を補強し、ハリコシやツヤを出す新しい技術です。
カット/酸熱シャインストレート ¥21,340
髪が硬くて扱いづらい、ごわごわしてまとまらない・・・元々の髪質でそうなりやすいという方もいますが、別の原因がある方も。
アイロンやコテを使用する際、みなさんは何℃ぐらいで巻いていますか?
だいたいが160~180℃、それ以上高い温度になると少し高すぎるかもしれません。
でも180℃って、すごく熱くないですか?
沸騰したお湯でも100℃、肌に当たると一瞬で火傷してしまいます。
そんな高温のものを髪の毛に当てている、と思うと考えるだけでダメージしそうですよね・・・
普通に使う分には、問題はありませんが、
毎日巻く
高温で巻く
長時間挟んだままにする
じところに何度も熱を当てる
髪に水分が残った状態で巻く(巻き髪スプレーも)という方は要注意!
髪が【タンパク変性】しているかもしれません。
髪は主成分が生のタンパク質でできており、過度の加熱によってタンパク質が固まり、変質してしまいます。
これを”タンパク変性”といいます。
生卵が熱を加えてゆで卵になるともう元の生卵には戻らないですよね?それと同じで、髪も熱で変質してしまうと完全に元の状態には戻りません。
熱を加えすぎないようにする、ということが重要になります。縮毛矯正やストレートパーマでストレートアイロンを入れすぎることもタンパク変性の大きな要因です。
温度を調節したり、必要な部分のみに熱を加えるまたははさむ力加減を調整するだけでもタンパク変性を防ぐことができます。
髪の表面のキューティクルが剥がれ、中の『タンパク質』や『脂質』などの栄養分が流出することで起こります。
硬さやごわつきがきになる方は特にこの『脂質』が少なくなっている状態がほとんど。
『脂質』は髪に油分を与え、柔らかさやまとまりをよくするものなので脂質が減ることで髪が乾燥し、硬くなりやすくなります。
髪の表面を覆うキューティクルはうろこ状になっていて、 水に濡れる・薬剤・乾燥・ダメージによって少し開いてしまいます。
キューティクルが開くと手触りの悪さ・乾燥しやすい・栄養分が流出しやすいなど、髪のダメージを感じやすくなりますが、キューティクルの開いた隙間にこのチリや埃・花粉などが挟まるとより隙間が広がってしまい乾燥やダメージが助長されます。
髪のクセ(うねり・ねじれ)などで表面のキューティクルにばらつきが出ると、そこから乾燥やダメージに繋がったりまとまりがつきにくく、ごわつきを感じやすかったりします。
特に元々が太い髪質の方は余計にごわつきを感じやすい傾向にあります。
硬い・ごわつく髪への対処法には『柔らかく“見せる”方法』と『柔らかく“する”方法』の2種類があります。
カラー
日本人の髪には赤メラニンと黄メラニンという2種類のメラニン色素が多く含まれ、退色したときにオレンジっぽくなるのはこの赤メラニンと黄メラニンが現れてくるためです。
太い髪の方や硬毛の方は特に、赤メラニンが多く含まれている方が多く、赤メラニンが多いと髪はより硬く見えやすいのでカラー剤で赤みを消しつつ柔らかく発色する色味を加えることで視覚的に髪を柔らかくすることができます。
パーマ
直線的なものはやはり硬く見えやすいのでパーマで曲線にすることで全体的な印象が柔らかくなります。
太く硬い髪質だとパーマがかかりにくかったり、すぐに取れてしまったりすることがありますが、これはキューティクルが他の人よりも分厚いことで起こります。
クリープパーマや、キューティクルを先に開いてから薬剤を反応させるダブル還元などを併用することでかかりにくい髪にも負担なくパーマがかけられます。
スリムパーマ
かなり弱いストレートの薬剤で髪の質感を柔らかくする『スリムパーマ』はクセでごわつく方・髪質が硬くまとまらない方におすすめです。
表面のキューティクルも整えるのでトリートメントをしたような質感に整えます。
トリートメント
ダメージによるごわつき・硬さが気になる方はサロンでのトリートメントやお家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントで髪の内部に脂質を補充してあげることで髪の柔らかさが戻ります。
『タンパク変性』で硬くなってしまった髪にも有効です。
毎日行うシャンプートリートメントは実は家でできる1番簡単なヘアケアです。
オイルが入ったものやしっとり重さのあるものよりも、タンパク質や脂質を内部に補ってくれるものがおすすめです。
乾燥によるごわつきを防ぐために、髪が乾燥しないようアウトバストリートメントなどで保湿してあげることが重要です。
表面を覆うオイルタイプもいいですが、乾燥ケアには水分や油分を補うミルクタイプもおすすめです。
また乾かした後にシアバターなどのナチュラルオイルで表面を保護してあげることも乾燥防止に繋がります。
お湯の温度も重要で、38~39℃以上になると乾燥しやすくなるので注意しましょう。
アイロンやコテを使用する際、水分が残ったまま巻いていたり、巻き髪ウォーターで濡らした状態で巻いていませんか?
髪に水分が残ったまま熱いアイロンやコテで両面からプレスすると髪の内部で水分が爆発、切れ毛やダメージの原因になります。
完全に乾かした髪に160℃~170℃の温度でさっと素早く熱を当てるのがポイントです。
温度が低くても長時間熱を当てすぎると髪の負担になりますので注意が必要です。
スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥13,750
髪が広がってお悩みの方の原因の第一位は『髪のくせ』。
ウェーブが強くなることでボリュームが出てしまうくせもありますが、全体的にぼわぼわ広がってしまうのも縦方向に髪がねじれた”捻転毛”というくせかもしれません。
スリムパーマなどの薬剤を使って柔らかくボリュームダウンする方法がおすすめです。
梅雨時期や雨の日に気になる湿気。
湿気が髪に入り込むことで髪が膨潤し、全体的に広がってしまいます。
湿気が入り込まないようなケアが重要になります。
髪が乾燥し硬くなると、まとまりが失われ広がりやすくなります。
ごわついていたり、毛先だけが広がりやすい方は、乾燥が原因かもしれません。
毛髪内部の『タンパク質』『脂質』が抜けることで、髪のパサつき・ゴワつき・硬さに繋がります。
栄養分が抜けている部分は特に水分を吸いやすくなるため必要以上に湿気を吸収し、広がってしまう原因になります。
髪の量が多すぎると、内側から髪を押し上げてしまいボリュームが出てしまいます。
『後頭部の辺りや耳上が広がる』という方は、毛量を減らすだけでもかなりのボリュームダウンになります。
骨格に合わせた適切なカットで髪を根元から減らすルーツカットがおすすめです。
太毛で広がる髪
毛が太く、広がりやすい方はくせ(うねり・ねじれ)・乾燥・脂質不足の原因が考えられます。
ごわつきやすく湿気の影響も受けやすいこのタイプは髪に『脂質』を入れてあげることで、柔らかくまとまりやすくなります。
ストレートをされる方が多いと思いますが、完全にまっすぐにするのではなく、スリムパーマや優しいストレートなどでくせを緩めてあげるだけでもスタイリングしやすくなります。
施術の際、必要な部分のみにアイロンを使用すると髪の負担の軽減になり、おすすめです。
細毛で広がる髪
髪が細く、広がりやすい方はくせ(ねじれ)・乾燥・タンパク質不足・頭皮が固いの原因が考えられます。
全体的、もしくは毛先にかけてぼわぼわ広がるこのタイプはストレートでまっすぐにしすぎてしまうと、逆にボリュームがなくペタンコになってしまうので注意が必要です。
『タンパク質』を補充し髪の内部の栄養の偏りを均等にすることでペタンコにならずに広がりを抑えることができます。
この髪質の方は頭皮ケアで広がりが緩和される場合があります。
ヘッドスパやマッサージなどで毛穴の形を整え長期的に改善していくのも1つの方法です。
髪を細かくすけばすくほど中の毛が表面の毛を押し上げ全体が広がりやすくなります。
全体を均一にすくのではなく、骨格に合わせてヘアスタイルに必要でない・影響しない部分のみを根元付近からハサミを入れることで、土台がしっかりしたまとまりやすいヘアスタイルになります。
乾燥やダメージで髪が広がってしまう方は、トリートメントで栄養分や水分を補充してあげるだけでも髪の広がりを抑えることができます。
『タンパク質』『脂質』『水分』の何が足りてないのか見極め、適切な栄養分を入れてあげることが重要です。
広がる方やくせのある方は縮毛矯正をされる方も多いかと思いますが、求める質感・どの程度まっすぐにしたいのかなど、状態に合わせて薬剤やストレート具合を調整していく必要があります。
ただ単に髪がまっすぐになっても、髪の負担が大きくダメージしてしまったり、まっすぐすぎてやりにくくなったりしては意味がありません。
スリムパーマはくせが完全に伸びる訳ではありませんが薬剤が優しく髪への負担が最小限の施術です。
こんな方におすすめ
湿気で広がる原因
要は常に髪が半乾きの状態になっているようなイメージです。
この広がりを予防するにはどうしたらいいのか?
家でできるケア方法は大きく3つです。
湿気が多い日は特に、いつもよりもしっかりと髪を乾かすことが重要です。
髪の毛に水分が残っていることで髪は広がり、より水分を入り込みやすくしてしまうので思っている2倍ぐらい、しっかりと水分を飛ばしましょう。
髪にはもともと必要な水分を保持する力が備わっているのでドライヤーでの乾かし過ぎは基本的には気にしなくて大丈夫です。
寝ている間に髪が水分を吸っている場合もありますので、夜に乾かしてから寝るという方でも、朝もう一度ドライヤーで余分な水分を飛ばしてあげるのがおすすめです。
毛髪のをすることで髪はより空気中の水分を吸い込みやすくなります。
普段のシャンプートリートメント・アウトバストリートメントなどで髪の内部のバランスを整えてあげることでも
髪の広がり・うねりを防ぐことができます。
また、ダメージを予防することで湿度に負けない髪を作ることにも繋がります。
キューティクルの表面をオイル系のトリートメントやバームタイプのスタイリング剤で保護することでキューティクルの周りに薄い膜をはり、湿気の入り込みを防ぐ方法も有効です。
カット/スリムパーマ/COTAプレミークトリートメント ¥17,490
ひとことでくせ毛といってもいくつか種類があり、それぞれに解決方法は異なります。
うねりのある大きなウェーブが特徴です。
人によりうねりの程度・部位は様々ですが、湿気でうねりが強くなるため広がりなどを感じやすい髪質です。
くせ毛を活かしたスタイリングもできるのがこの波状網の方。カットだけでもスタイリングしやすくできます。
また、このタイプは毛穴の形が原因の場合が多く、ヘッドスパなどで改善する場合もあります。
濡らすと気にならないのに乾かすとぼわぼわ広がってくる、という方は髪の1本1本がねじれている捻転網という髪質。
一見くせ毛に見えなくても、髪のごわつきや広がり、極度の乾燥を感じられる方はこの捻転網の可能性があります。
髪の内部のタンパク質が不均一に存在しているため、乾かしたときに収縮率が変わり、くせになります。
カットで広がりやすい部分を減らしたり、スリムパーマというアイロンを入れない緩いストレートだけでもスタイリングがしやすくなります。
細かく縮れたくせ毛で、黒人の方に多い髪質です。
アフロのようにチリチリと強くクセが出るため、ストレートでもなかなか伸びない場合も。
根元からくせが強く出てしまうため伸びてきた部分が気になりやすいため、ナチュラルなストレートやウェーブを弱くして活かす施術がおすすめです。
三つ編みを解いたようなうねりのあるくせは、毛穴の形に原因がある場合が多いです。
直毛の方の場合毛穴の形はきれいな円形をしていますが、くせのある方は楕円だったり、少しいびつな形をしています。
毛が毛穴から出てくるとき、いびつな穴から無理矢理出てくることで髪がうねって生えてきてしまうのです。
加齢や頭皮のコリによってくせが強くなるのもこの毛穴の形が関係しています。
また、ホルモンの変化や体調の変化によってもくせが強くなることがあります。
ストレート・スリムパーマなどでくせを緩める方法の他に、カット・パーマでくせを活かしたスタイリングも可能です。
ヘッドスパで毛穴の形を整えることでくせが改善される場合もあります。
頭皮が固くなっている方やくせが強くなってきた、と感じられる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
『髪が乾燥しやすい』『どうしてもツヤが出にくい』『ざらざらとした質感になる』『湿気でボワボワ広がる』『表面がちりちりまとまらない』・・そんな方は髪の1本1本がねじれて生えているかもしれません。
タオルを絞るように毛がねじれているこの髪質は表面のキューティクルが少し開きやすいのが特徴です。
栄養や水分が抜けやすく、乾燥しやすいので、トリートメント・ホームケアで栄養や水分を補うことがまずは大事です。
くせのある方はタンパク質のバランスが部分ごとに偏っている場合が多く、吸水するところ・撥水するところ・密になり固いところ・隙間があり柔らかいところなど様々です。
状態に合った『タンパク質』『脂質』の補充をしていくことで髪が自然にまとまりやすくなります。
また、スリムパーマなど優しいストレートの薬剤でまっすぐにしすぎず質感を整えてあげるのがおすすめです。
広がりが気になる方はボリュームダウン・カットなどで全体のボリュームを抑えてあげるだけでもまとまりがよくなります。
ストレートパーマ(縮毛矯正)は『髪がまっすぐになる』『ダメージする』『ストレートのヘアスタイルしかできなくなる』と思われている方、まだまだ多いと思います。実はここ最近のストレートパーマはかなり進化しています!
確かに従来のストレートパーマ(縮毛矯正)は、強いアルカリの薬剤で髪を反応させ高温のアイロンでプレスすることで髪をまっすぐにしていたため、必要以上にダメージしてしまったりピンピンになりすぎてしまったり、ということがありました。
『アルカリ成分が従来のストレートパーマに比べ少ないため髪を反応させすぎない』『アイロンを通す場合も温度や力加減の調整により自然な柔らかさがでる』のが最新のストレート。
ダメージも少なく髪をまっすぐにしすぎず自然な柔らかさが出ます。
くせを完全に伸ばす、というよりは緩和させスタイリングしやすくすることがメインになるため、普段は巻いてスタイリングすることも可能です。
こんな方におすすめ
髪のくせを見極め、頭の形に合わせ必要でない部分を根元付近から毛量調節することで髪の厚みを残しながらぐっと量が減り、扱いやすくなります。
くせが出て広がるからと言ってやみくもに全体的にすいてしまうと、逆に軽くなることでくせが出てボリュームが出てしまったり、髪がパサつきやすくなったりします。
髪の土台をキープしながら部分的に量感を減らす技術が必要になります。
髪の表面をいくらコーティングしてもくせはなかなか落ち着きません。
髪の内部の『タンパク質』『脂質』などの抜けている栄養成分を補うことで髪の内部を均一に整えます。
くせ毛の方は髪の内部の栄養分が不均一になっており、そのばらつきがくせを出す要因になっています。
そのため不足している部分に栄養分を補うことでまとまりやすく、広がりも抑えられます。
『頭皮が固い』『頭皮が茶色っぽい』『頭がこっている』『最近くせがひどくなった』『顔周りにくせが多い』・・こんな方は毛穴の形が原因でくせが出ているかもしれません。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく、長細くなっていたりいびつな形をしていると生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方は、くせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
カット/スリムパーマ ¥13,640
最近注目されているのが『ヘッドスパ』。
現代人は頭や目を使うことが多く、頭の疲れや肩こり首コリなどに悩まれている方がとても多いです。
また、頭皮は髪が生えるための大事なベースになるため頭皮環境がよくなることで、健康でダメージしにくい髪が生えてきやすくなります。
ヘッドスパの目的は大きく3つあります。
『頭のコリ』『頭痛』『肩こり首コリ』『睡眠が浅い』『目が重い・疲れやすい』などの不調は頭のマッサージや血流を促進することで改善します。
パソコンや細かい作業、ずっと気を張っていたり考え込みやすい方などは、頭がこりやすかったり、疲れやすい方が多いです。
『頭皮のつまり』『におい』『かゆみ』『フケ』『脂っぽい』『ベタつく』『乾燥する』『炎症』などの頭皮トラブルのケアにもヘッドスパはおすすめです。
ヘッドスパのほとんどはクレンジング効果・保湿効果のあるものが多く、これらの原因を改善することで健康な頭皮に近づけることができます。
頭皮環境が改善すると、健康な髪が生えやすくなり抜け毛や薄毛の改善にも繋がります。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく長細くなっていたりいびつな形をしていると、生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方はくせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
頭皮の環境が気になる場合、大きく分けて3つの原因があります。
わたしたちの皮膚は、外の刺激から自分を守るために常に油分(皮脂)の膜をはり一定の水分量・油分量を保っています。
しかしきちんと流せていなかったり、乾燥や刺激などで必要以上に皮脂が分泌されてしまったりすることで皮脂が『酸化』し、ドロドロになって毛穴の詰まりを引き起こす原因になってしまいます。
キッチンの壁を思い浮かべてみてください。油汚れをそのままにしておくと茶色くなってなかなか落ちませんよね?
これと同じことが頭皮でも起こっているということです。
茶色くこびりついて普段のシャンプーでは落ちない汚れに変わってしまうのです。
毛穴の汚れはこの酸化した皮脂や、シャンプーやトリートメントの不要な成分、シリコンや空気中の汚れが混ざったもの。
毛穴に詰まった汚れは『におい』『薄毛・抜け毛』『かゆみ』『ベタつき』『炎症』などを引き起こします。
酸化してしまった皮脂をきれいにするにはディープクレンジングが必要です。
専用のクレンジングパックやオイルで毛穴の詰まりを浮かせ除去します。
皮脂が酸化してしまう前にシャンプー方法を見直したり、極力負担の少ないものを使用し予防することが重要です。
頭皮も顔や身体と同じように乾燥しやすい環境や体調、ターンオーバーの乱れなどで水分を保持できなくなり、乾燥します。
頭皮が乾燥すると、水分を逃がさないように身体が過剰に皮脂を出してしまい毛穴のつまりやベタつきの原因になってしまうことも。
また、乾燥することで刺激に弱くなり炎症やかゆみ、フケなどを引き起こしやすくなります。
乾燥の原因は『紫外線』『からだの水分不足』『冷房や暖房』『空気の乾燥』『シャンプーで油分を取りすぎている』『お湯の温度が熱い』などが挙げられます。
パソコンやスマホなど、目や頭を使うことが多い現代。
頭皮がカチカチになっている方も増えています。
頭のコリで重要なのは、てっぺんではなく耳上の辺り。
耳上から帯状に通っている『側頭筋』と呼ばれる筋肉をほぐすことで全体のはりを緩めます。
実は頭頂部には筋肉はなく、頭蓋骨と皮膚だけの状態。
『側頭筋』がこり、収縮してしまうことで皮膚を引っ張り全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
いわば皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
『頭をよく使う』『目が疲れやすい』『頭痛がする』『気を使うことが多い』『悩み事や考え事が多い』『ストレスを感じる』『歯を食いしばる癖がある』『肩や首がこりやすい』方は要注意。マッサージや血流を改善し、頭皮を緩めましょう。
特に首がこりやすい方はそもそも頭に血が流れにくくなるため、頭だけではなく首肩の血流改善も必要です。
男性女性問わず、薄毛に悩まれている方は多いと思います。
薄毛の原因は毛穴の詰まり・血行不良・栄養不足など、多岐にわたります。
男性の場合は男性ホルモンの影響も考えられます。
頭皮の毛穴が皮脂や汚れで詰まってしまうと毛穴が埋まってしまい小さくなるため、毛穴から生えてくる毛が細くなったり抜けやすくなったりします。
また毛穴が詰まることで毛穴自体が広がり、潰れてしまい最終的に毛穴がなくなってしまうと、脱毛や薄毛に繋がります。
頭に無数に通っている毛細血管は髪に栄養を与える大事な役割をしています。
長年の重力や頭のコリで頭皮が下がってしまい、皮膚が薄くなると頭頂部の血管が圧迫され流れが悪くなり、結果毛根に栄養がいきにくくなり、毛が抜けやすくなってしまいます。
皮膚を下方にずっと引っ張っているような感じなので毛穴も開きやすくなり汚れが詰まる原因にもなります。
頭のコリは自律神経にも影響します。自律神経が乱れると代謝が極端に悪くなり髪の発育が悪くなったり抜けてしまうことも。
妊娠などで体内のホルモンバランスが乱れると毛周期に影響を与え、抜けるはずの毛が残ったままになります。
そして出産を終えて通常のホルモンバランスに戻ったときに一気に抜けるため、産後は抜け毛が増えるということです。
また、加齢などで女性ホルモンが低下すると女性でも男性ホルモンの影響を受けやすくなり毛が抜けやすくなったり、細くなったりする場合もあります。
ストレスを感じることで、自律神経やホルモンバランスが崩れ、血行不良や毛根への栄養不足に繋がります。
睡眠があまり取れていなかったり、コンビニや外食が多いことで栄養が不足し、髪の発育に影響を与えてしまうことも。
質のいい睡眠、バランスの良い食事を心がけましょう。
洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎていたり、逆に洗えていなかったり、トリートメントなどを頭皮に付けてしまっていたり、良いと思ってやっていることが頭皮や毛根の負担になっていることもあります。
正しい方法でケアしてあげることで頭皮も髪もよりよい状態になります。
頭のコリに有効なのが『頭皮マッサージ』。
セルフマッサージのときは耳のまわりをほぐしてあげるのがおすすめです。
指の腹でするのもいいですし、やりにくい方は手を軽く握った第1間接でゴリゴリ横に動かしてあげるのがやりやすいです。
耳の辺りから帯状に通っている『側頭筋』をほぐし、下がっている皮膚を上に持ち上げるイメージで。
きちんと洗えていなかったり、逆に洗いすぎていたりすることで、乾燥や毛穴の詰まり、頭皮のトラブルに繋がります。
正しいシャンプー方法
①はじめのお流し(予洗い)をしっかりと
指で地肌をこするようにしながら頭皮と髪にしっかりとお湯を浸透させる。(2~3分)
②シャンプー剤は1~2プッシュ
量が多ければ多いほど洗浄力が高くなるため乾燥しやすくなったり栄養分が抜けてしまいます。
もし泡立たない場合は、一度0.5プッシュ程度髪になじませ(このときは泡立たなくても大丈夫。)、その後1~2プッシュで通常のシャンプーをすると泡立ちもよくなります。
しっかりと泡立った状態で、地肌をやさしく指の腹で洗えているのが理想のシャンプー。
地肌に爪を立てたり、毛先をごしごしこするような洗い方はNGです。
③トリートメントは毛先になじませるように
頭皮用のトリートメントや、頭皮に付けても大丈夫とメーカーがうたっているもの以外は、基本的には地肌に直接付けるのはNGです。
シリコンやコーティング成分が毛穴に詰まる原因になります。
④シャンプーやトリートメントはしっかりを洗い流す
流し残しがないよう、地肌までしっかりとお湯で流しましょう。
流しすぎるとトリートメントが取れてしまう、なんてことはありません。
流し残しがあると、かゆみや炎症の原因になったり、乾燥したり頭皮が詰まりやすくなります。
これらに気を付けてシャンプーするだけで頭皮も髪も健康な状態を保てます。
頭皮が乾燥しやすい方は、お家での保湿ケアがおすすめです。
専用のローションを使う方法
頭皮と顔は毛穴の数や皮脂腺の数が違うためお顔の化粧水を使うことはできませんが、販売されている頭皮用のローションで頭皮を保湿できます。
頭皮が敏感、またはトラブルがある方はできれば薬用のものや極力ナチュラルな成分のものがおすすめです。
オイルパックする方法
ココナッツオイルやホホバオイルなど、ナチュラルなオイルで頭皮をパックする方法もあります。
方法としては
①お風呂に入る前、もしくはシャンプーの前にオイルを頭皮に全体的になじませる
②キャップやラップをした状態で10~15分ほど置く
③しっかりとお湯で流して通常通りシャンプーする
オイルが頭皮に浸透するので保湿効果が長続きします。
COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥3,850
40代の髪の悩みの上位に来るのが白髪のお悩み。
白髪が気になる方の多くは”白髪染め”をして暗くしなければいけない、と思いがちですが濃い色で染めると余計に生えてきた部分が目立ったり、硬くのっぺりした髪に見えてしまいます。
白髪はただ隠す、消せばいいわけではありません。
あえてのハイトーンやハイライト、透明感のある色味を使うことでなじませ、活かす時代です。
髪が乾燥しやすくなることでツヤやパサつき、頭皮にも影響が出てきます。保湿ケアを重点的に。
『髪がパサつく』『つやが出ない』『広がる』『引っかかる』これらには全て理由があり、人によって理由は様々・・・
あなたの髪に今何が必要で、何が必要でないのかをきちんと判断し、必要なケアをしてあげることで髪のコンディションはどんどん向上します。
髪の内部は『タンパク質』『脂質』『水分』でできており、それらが流出することで私たちはダメージを感じます。
『タンパク質』・・・髪の80%を占めており、髪に栄養を蓄えるベースとなります。
『脂質』『水分』・・・髪の柔らかさや弾力を作ってくれます。
毎日のシャンプー・ドライヤー・紫外線や薬剤ダメージでこの『タンパク質』や『脂質』が抜けてしまうと、髪の内部に穴が空いたように隙間ができ、髪のパサつきや乾燥の原因となります。
また、エイジングによって髪のダメージは進行しやすくなるといわれており、パサつきやダメージを感じやすくなります。
これらは、早めのケアで予防することができます。
日本人に多い『捻転毛(ねんてんもう)』。
髪が生えてくるときに少しずつねじれながら生えているくせのことで、ねじれが加わることでキューティクルが広がりやすく、乾燥しやすい傾向にあります。
そもそもツヤというのは面がきれいに均一に整っているところに光が反射することで生まれるため、ねじれによって面が整っていないとツヤがなく、ザラついて見えるのです。
従来のすきバサミを使ったランダムな毛量調節は、髪にばらつきが出てパサつきや広がりの原因となります。
髪の表面を触らず内側のスタイルに必要でない部分の毛のみを狙ってカットすることで、表面の毛羽立ちを抑え、反射率をUPさせます。
パサつきが気になる方がまず1番に気をつけたいのがダメージケア。
髪の内部の『タンパク質』や『脂質』『水分』を補充してあげることで髪のパサつき・ダメージを防ぐことができます。
方法として、最も内部まで栄養補充できるのがサロンでのトリートメント。
内部補修型のトリートメントを浸透させることで髪を芯から潤わせ、ダメージを補修します。
また、お家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントを補修型のものに変えてあげることで、毎日少しずつ髪に栄養分を入れていくことができます。
空気の乾燥、紫外線、またはドライヤーの当て過ぎや洗浄力の強いシャンプーなど、髪は様々な要因で乾燥しやすくなります。
なるべく乾燥しないようにするためには
家でできることから始めるのがおすすめです。
表面のキューティクルがねじれて広がっていたり、ダメージで開いてしまっている状態になっていると光が髪に均等に反射せず、つやがなくザラついて見えてしまいます。
キューティクルを整えるケアをしてあげましょう
パサつくときと同様、ダメージや乾燥によっても髪のツヤは失われます。
特にキューティクルが開いていると余計に栄養分や水分が流出しやすいので注意が必要です。
栄養不足や頭皮の硬さ、加齢によって髪が弱い状態で生えてきやすくなり、そのためすぐにツヤがなく乾燥して見えてしまいます。
ダイエット中や妊娠・授乳中など急激な栄養不足になりやすいときは気をつけましょう。
しっかりバランスの取れた食事が健康な髪の毛を作ります。
特に余分な油分・タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などが髪に良いとされています
カラーにはツヤが出て見える色・パサついて見える色があり、質感や見え方をコントロールすることができます。
退色して黄色みが出てくると乾燥・ダメージして見えやすいので、補色などで足りない色を補いながらカラーしてあげることでよりツヤのある質感になります。
また最近はカラー剤に混ぜるタイプの補強のトリートメントなども出てきていますので、そういったものをプラスしてあげるのもおすすめです。
毛先のキューティクルがはがれたり開いたりすることにより、マジックテープのように隣の毛とくっついてしまうことで、手ぐしが通らない・ひっかかりなどの原因になります。
キューティクルがはがれてしまう原因として、濡れた状態での髪の摩擦があげられます。
髪は水に濡れている時に、キューティクルが少し開いた状態になります。その時に摩擦が加わるとキューティクルに負担がかかりやすくなります。
濡れた状態で髪が摩擦する原因
濡れている状態では極力摩擦をなくして、優しく扱うよう注意が必要です。
髪が完全に乾ききらないまま高温のアイロンなどで髪をはさんでしまうと髪の内部で水分の小さな爆発が起こります。
水分が一気に蒸発することで髪の結合や強度が弱まり、切れ毛や枝毛の原因となるのです。
アイロンなどを通す場合は、髪の水分を完全に乾かしてから行うようにしましょう。
夜乾かして、朝スタイリングする場合でも寝ている間の湿気を軽くドライヤーで水分を飛ばしてから巻いてあげるのがおすすめです。
ミストタイプのコテ巻き前のスプレーなどは、水分を含ませてしまうため余計ダメージをさせてしまう場合があります。
良いと思ってやっていることが逆効果になる場合もありますので、自身の髪質や状態に合ったものを使用することでダメージや引っかかりも軽減されます。
キューティクルがはがれたり、ばらつきがあったりするとどうしても栄養分や水分が流出しやすい状態になってしまいます。
ひっかかりが気になる方も、足りない栄養分を補うケアが重要。
ヘアスタイルの表面に短い髪が出てしまうと、その部分の光のが屈折し反射が悪くなることで ツヤやまとまりを感じにくくなります。
それぞれの頭の形や髪質・毛流に合わせて、ヘアスタイルに影響のない部分を重点的なトリミングで表面のツヤ感は失わず、内側の毛が減るので膨らみや広がりも抑えることができ、くせ毛の人にも効果を発揮します。
髪の内部に”ダメージホール”と呼ばれる隙間が空いているほど 乾燥しやすく、パサついて見えやすくなります。
内部補修型のトリートメントで 髪の状態にあわせ 、必要な量の『タンパク質』『脂質』『水分』を補うことでダメージホールを補修し、内側から髪を補強します。
また、キューティクルがはがれたり、バラついていたりして キューティクルに隙間が空いていると そこから栄養分が流出しやすくなります。
表面の反射率も低下するため 内部補修するだけではなく表面のキューティクルケアも重要です。
カラーリングが退色し、黄色っぽくなるとパサついて見えやすくなります。 また、オレンジ味がでてくると硬く見えます。
色味が抜ける際にタンパク質などの栄養分も一緒に流出してしまうため、カラーで色味を補い、カラーの色素が髪の内部にとどまることで ツヤのある質感に整えることができます。
反対色を使い、色同士を打ち消し合う『補色』やカラーのブレンドによって柔らかい透明感のある色味にすることでも髪のツヤ感は増します。
キューティクルを整える方法として おすすめなのが”スリムパーマ”。
“スリムパーマ”とは低アルカリ・低刺激のやさしい薬剤で 髪を柔らかくし、キューティクルを整えてから固定することでボリュームダウンや髪のチリつき・ゴワつきを抑えることができる新しい技術です。
表面のキューティクルが整うことで反射率も上がり、柔らかくツヤのある質感になります。
TVなどでも『髪質改善トリートメント』などのネーミングで話題になった手法です。
“酸熱トリートメント”とは髪を酸性の薬剤で収斂させることで手触りをよくしていくトリートメントストレートです。
髪の内部を補強し、ハリコシやツヤを出す新しい技術です。
カット/酸熱シャインストレート ¥21,340
『髪が傷む』というイメージが強いのは、この薬剤ダメージではないでしょうか?
薬剤によるダメージとはカラー・パーマ・ストレートなどの薬剤を使った施術によるダメージのこと。
原因はほとんどの場合、髪のキューティクルを開くために入っている『アルカリ剤』。
アルカリ剤が髪に付着すると髪を膨潤させ表面のキューティクルを開きます。
そしてそこから反応する薬剤を浸透させることで髪の内部に色をつけたり形を変えたりするのですが、このアルカリ剤は放っておくと約1週間ほど髪に停滞します。
その間ずっとキューティクルが不安定な状態になり栄養分や色素が抜けやすくなったり、キューティクルがはがれやすくなったりするため、カラーやパーマをするとダメージする!という印象を受けてしまいます。
ですがアルカリ剤はカラーやパーマ後除去することができ、除去することでその後のダメージを防ぐことができます。
他には、カラーの色落ちによる栄養分の流出・熱を加えるストレートやデジタルパーマでの熱ダメージ・パーマで髪を変形させる際のキューティクルのねじれなどもありますが、いずれも抜けた栄養分を元通り補ってあげることが大事になります。
物理的なダメージとは、ドライヤー・アイロン・髪同士の摩擦・お湯の温度・シャンプーの洗浄力・しっかり乾かせていないなど、毎日の生活でのダメージのこと。
急にひどくなるということはあまりないですが、積み重なると質感が気になる原因になります。
季節によるダメージの代表といえば、春夏の紫外線と秋冬の乾燥。
紫外線は3月頃から注意が必要です。髪に紫外線が当たることで乾燥やごわつき、カラーの退色などの原因になりますのでUVケアのスプレーや、シアバターやココナッツオイルでの予防が有効です。
紫外線の季節が終わると今度は乾燥の季節。油分や水分を補うトリートメントでしっかりケアしましょう。
春先は花粉などがキューティクルの隙間に入り込むことでも、パサつき・ゴワつきの原因になります。
季節に合った方法でケアすることで髪のダメージは予防することができます。
一本の髪は大きく分けると3つの部分からなっていて、一番外側をキューティクル、中間部をコルテックス、中心部をメデュラといいます。
分かりやすく例えるならば、髪の毛が海苔巻きで、キューティクルが海苔、中間部がご飯、中心部が具というイメージです。
大部分がタンパク質でできており、残りは脂質、メラニン色素などです。
健康な髪の毛は、約80%のたんぱく質、約12%の水分、約5%の脂質、その他微量元素で構成されています。
たんぱく質、水分、脂質のバランスが化学的・物理的な刺激などによって崩されるとダメージに繋がり、手触りの悪化や広がりの原因になってしまうのです。
扱いやすい髪にするためには、たんぱく質・水分・脂質のバランスをベストな状態に整えてあげることが重要です。
髪の内部補修に特化した『サロントリートメント』は、髪がまとまりやすくなったり、カラーやパーマの持ちが良くなったりします。
お肌をキレイにするためにエステするのと同様に、美容室でサロントリートメントはメンテナンスとして重要です。
サロントリートメントの多くは、髪の内部のコルテックスの補修(栄養分の流出によって起こるダメージホールと呼ばれる穴に栄養成分が入り込み、穴を埋めることで髪を強く健康に近づける)・髪の表面のキューティクルの周りに疑似キューティクルと言われる膜をはり表面コーティングすることで髪をつややかにする2種類に大きく分けられます。
コーティングの力が強すぎると、髪に過剰な負荷がかかることもありますので内部に栄養を入れる→薄く表面を保護するようなトリートメントがおすすめです。
月に1度サロンでトリートメントをするのも良いですが、残りの360日以上を過ごすお家でケアしてあげることが髪にとってよりよい状態を維持する秘訣です。
サロントリートメントの持ちは、トリートメントにもよりますがだいたい2~3週間程度と言われています。これをより長持ちさせるポイントは『ホームケアトリートメント』です。
毎日お家でヘアケアをすることでトリートメントのコーティングが剥がれ落ちたり、補修した成分が流れ出るのも防いでくれます。
お家でのケアを続けていくと、サロントリートメント成分の頻度を減らすことができたり、カラーの持ちがよくなったりするので余計な負担をかけずに髪を綺麗に保つことができます。
シャンプートリートメントを変えるだけでも、髪の毛は大きく変わります。
何をやっても髪が綺麗にならない、とお悩みの方は一度ホームケアを見直してみてはいかがでしょうか?
髪は濡れている時が一番デリケートなので、乾かさずに寝てしまうと様々な影響を及ぼします。
乾いている髪は1本あたり150gの重さまでちぎれずに引っ張ることができますが、濡れている状態だと強度は約半分になってしまいます。
いくら外側からトリートメントでケアしても、正しく乾かさないとせっかく頑張っているヘアケアの意味がなくなってしまいます。
濡れた髪は表面のキューティクルがはがれやすい状態になっているため、そのままで寝ると、枕などとの間に摩擦が生じてキューティクルが傷ついてしまいます。
キューティクルが傷つくことで髪が乾燥してパサつく原因にもなります。
普段そんなに巻かない人は180度。よく巻く人・ダメージしている人は170度か160度がベスト。
※あまり温度が低すぎると、巻きがつかなかったり何度も巻きなおすことで髪の水分がなくなってよりダメージするので逆効果です。
お湯の温度は38~39度がベスト。40度以上は髪が乾燥しやすく、カラーやパーマが落ちやすくなる原因になります。
髪を洗うときは、少しぬるいかな?ぐらいの温度で洗うのがおすすめです。
ショートだと1プッシュ・ボブ、ミディアムだと1プッシュ~1プッシュ半・ロングだと1プッシュ半~2プッシュ程度がベストです。
シャンプー剤に含まれる界面活性剤は髪の汚れを吸着し落としてくれますが、洗浄力が高すぎるものを使用したり、必要以上に量が多かったりするとその分洗浄力が高くなり、髪や頭皮が乾燥しやすい原因になります。
シャンプー剤を付ける前の流しをしっかり(1~2分)することで泡立ちもよくなり、汚れも落ちやすくなります。
市販のものは比較的洗浄力が高いものが多いので、乾燥・ダメージ・カラーの持ちなどが気になる方はサロンシャンプーに変えるのをおすすめします。
COTAプレミークトリートメント/シャンプーブロー ¥6,050
最近注目されているのが『ヘッドスパ』。
現代人は頭や目を使うことが多く、頭の疲れや肩こり首コリなどに悩まれている方がとても多いです。
また、頭皮は髪が生えるための大事なベースになるため頭皮環境がよくなることで、健康でダメージしにくい髪が生えてきやすくなります。
ヘッドスパの目的は大きく3つあります。
『頭のコリ』『頭痛』『肩こり首コリ』『睡眠が浅い』『目が重い・疲れやすい』などの不調は頭のマッサージや血流を促進することで改善します。
パソコンや細かい作業、ずっと気を張っていたり考え込みやすい方などは、頭がこりやすかったり、疲れやすい方が多いです。
『頭皮のつまり』『におい』『かゆみ』『フケ』『脂っぽい』『ベタつく』『乾燥する』『炎症』などの頭皮トラブルのケアにもヘッドスパはおすすめです。
ヘッドスパのほとんどはクレンジング効果・保湿効果のあるものが多く、これらの原因を改善することで健康な頭皮に近づけることができます。
頭皮環境が改善すると、健康な髪が生えやすくなり抜け毛や薄毛の改善にも繋がります。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく長細くなっていたりいびつな形をしていると、生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方はくせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
頭皮の環境が気になる場合、大きく分けて3つの原因があります。
わたしたちの皮膚は、外の刺激から自分を守るために常に油分(皮脂)の膜をはり一定の水分量・油分量を保っています。
しかしきちんと流せていなかったり、乾燥や刺激などで必要以上に皮脂が分泌されてしまったりすることで皮脂が『酸化』し、ドロドロになって毛穴の詰まりを引き起こす原因になってしまいます。
キッチンの壁を思い浮かべてみてください。油汚れをそのままにしておくと茶色くなってなかなか落ちませんよね?
これと同じことが頭皮でも起こっているということです。
茶色くこびりついて普段のシャンプーでは落ちない汚れに変わってしまうのです。
毛穴の汚れはこの酸化した皮脂や、シャンプーやトリートメントの不要な成分、シリコンや空気中の汚れが混ざったもの。
毛穴に詰まった汚れは『におい』『薄毛・抜け毛』『かゆみ』『ベタつき』『炎症』などを引き起こします。
酸化してしまった皮脂をきれいにするにはディープクレンジングが必要です。
専用のクレンジングパックやオイルで毛穴の詰まりを浮かせ除去します。
皮脂が酸化してしまう前にシャンプー方法を見直したり、極力負担の少ないものを使用し予防することが重要です。
頭皮も顔や身体と同じように乾燥しやすい環境や体調、ターンオーバーの乱れなどで水分を保持できなくなり、乾燥します。
頭皮が乾燥すると、水分を逃がさないように身体が過剰に皮脂を出してしまい毛穴のつまりやベタつきの原因になってしまうことも。
また、乾燥することで刺激に弱くなり炎症やかゆみ、フケなどを引き起こしやすくなります。
乾燥の原因は『紫外線』『からだの水分不足』『冷房や暖房』『空気の乾燥』『シャンプーで油分を取りすぎている』『お湯の温度が熱い』などが挙げられます。
パソコンやスマホなど、目や頭を使うことが多い現代。
頭皮がカチカチになっている方も増えています。
頭のコリで重要なのは、てっぺんではなく耳上の辺り。
耳上から帯状に通っている『側頭筋』と呼ばれる筋肉をほぐすことで全体のはりを緩めます。
実は頭頂部には筋肉はなく、頭蓋骨と皮膚だけの状態。
『側頭筋』がこり、収縮してしまうことで皮膚を引っ張り全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
いわば皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
『頭をよく使う』『目が疲れやすい』『頭痛がする』『気を使うことが多い』『悩み事や考え事が多い』『ストレスを感じる』『歯を食いしばる癖がある』『肩や首がこりやすい』方は要注意。マッサージや血流を改善し、頭皮を緩めましょう。
特に首がこりやすい方はそもそも頭に血が流れにくくなるため、頭だけではなく首肩の血流改善も必要です。
男性女性問わず、薄毛に悩まれている方は多いと思います。
薄毛の原因は毛穴の詰まり・血行不良・栄養不足など、多岐にわたります。
男性の場合は男性ホルモンの影響も考えられます。
頭皮の毛穴が皮脂や汚れで詰まってしまうと毛穴が埋まってしまい小さくなるため、毛穴から生えてくる毛が細くなったり抜けやすくなったりします。
また毛穴が詰まることで毛穴自体が広がり、潰れてしまい最終的に毛穴がなくなってしまうと、脱毛や薄毛に繋がります。
頭に無数に通っている毛細血管は髪に栄養を与える大事な役割をしています。
長年の重力や頭のコリで頭皮が下がってしまい、皮膚が薄くなると頭頂部の血管が圧迫され流れが悪くなり、結果毛根に栄養がいきにくくなり、毛が抜けやすくなってしまいます。
皮膚を下方にずっと引っ張っているような感じなので毛穴も開きやすくなり汚れが詰まる原因にもなります。
頭のコリは自律神経にも影響します。自律神経が乱れると代謝が極端に悪くなり髪の発育が悪くなったり抜けてしまうことも。
妊娠などで体内のホルモンバランスが乱れると毛周期に影響を与え、抜けるはずの毛が残ったままになります。
そして出産を終えて通常のホルモンバランスに戻ったときに一気に抜けるため、産後は抜け毛が増えるということです。
また、加齢などで女性ホルモンが低下すると女性でも男性ホルモンの影響を受けやすくなり毛が抜けやすくなったり、細くなったりする場合もあります。
ストレスを感じることで、自律神経やホルモンバランスが崩れ、血行不良や毛根への栄養不足に繋がります。
睡眠があまり取れていなかったり、コンビニや外食が多いことで栄養が不足し、髪の発育に影響を与えてしまうことも。
質のいい睡眠、バランスの良い食事を心がけましょう。
洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎていたり、逆に洗えていなかったり、トリートメントなどを頭皮に付けてしまっていたり、良いと思ってやっていることが頭皮や毛根の負担になっていることもあります。
正しい方法でケアしてあげることで頭皮も髪もよりよい状態になります。
頭のコリに有効なのが『頭皮マッサージ』。
セルフマッサージのときは耳のまわりをほぐしてあげるのがおすすめです。
指の腹でするのもいいですし、やりにくい方は手を軽く握った第1間接でゴリゴリ横に動かしてあげるのがやりやすいです。
耳の辺りから帯状に通っている『側頭筋』をほぐし、下がっている皮膚を上に持ち上げるイメージで。
きちんと洗えていなかったり、逆に洗いすぎていたりすることで、乾燥や毛穴の詰まり、頭皮のトラブルに繋がります。
正しいシャンプー方法
①はじめのお流し(予洗い)をしっかりと
指で地肌をこするようにしながら頭皮と髪にしっかりとお湯を浸透させる。(2~3分)
②シャンプー剤は1~2プッシュ
量が多ければ多いほど洗浄力が高くなるため乾燥しやすくなったり栄養分が抜けてしまいます。
もし泡立たない場合は、一度0.5プッシュ程度髪になじませ(このときは泡立たなくても大丈夫。)、その後1~2プッシュで通常のシャンプーをすると泡立ちもよくなります。
しっかりと泡立った状態で、地肌をやさしく指の腹で洗えているのが理想のシャンプー。
地肌に爪を立てたり、毛先をごしごしこするような洗い方はNGです。
③トリートメントは毛先になじませるように
頭皮用のトリートメントや、頭皮に付けても大丈夫とメーカーがうたっているもの以外は、基本的には地肌に直接付けるのはNGです。
シリコンやコーティング成分が毛穴に詰まる原因になります。
④シャンプーやトリートメントはしっかりを洗い流す
流し残しがないよう、地肌までしっかりとお湯で流しましょう。
流しすぎるとトリートメントが取れてしまう、なんてことはありません。
流し残しがあると、かゆみや炎症の原因になったり、乾燥したり頭皮が詰まりやすくなります。
これらに気を付けてシャンプーするだけで頭皮も髪も健康な状態を保てます。
頭皮が乾燥しやすい方は、お家での保湿ケアがおすすめです。
専用のローションを使う方法
頭皮と顔は毛穴の数や皮脂腺の数が違うためお顔の化粧水を使うことはできませんが、販売されている頭皮用のローションで頭皮を保湿できます。
頭皮が敏感、またはトラブルがある方はできれば薬用のものや極力ナチュラルな成分のものがおすすめです。
オイルパックする方法
ココナッツオイルやホホバオイルなど、ナチュラルなオイルで頭皮をパックする方法もあります。
方法としては
①お風呂に入る前、もしくはシャンプーの前にオイルを頭皮に全体的になじませる
②キャップやラップをした状態で10~15分ほど置く
③しっかりとお湯で流して通常通りシャンプーする
オイルが頭皮に浸透するので保湿効果が長続きします。
COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥3,850
50代の髪はエイジングケアが重要です。
髪が乾燥することでツヤが失われたりパサついたりしますが、白髪染めを長年されている場合も同じように髪がパサつき、ゴワついて見えることがあります。
白髪が気になる方の多くは“白髪染め”をして暗くしなければいけない、と思いがちですが、濃い色で染めると余計に生えてきた部分が目立ったり、硬くのっぺりした髪に見えてしまいます。
白髪はただ隠す、消せばいいわけではありません。あえてのハイトーンやハイライト、透明感のある色味を使うことでなじませ、活かす時代です。
また暗く染めることでよりぺたんこにみえることもあるので頭皮ケアやカットの方法も重要です。
『髪がパサつく』『つやが出ない』『広がる』『引っかかる』これらには全て理由があり、人によって理由は様々・・・
あなたの髪に今何が必要で、何が必要でないのかをきちんと判断し、必要なケアをしてあげることで髪のコンディションはどんどん向上します。
髪の内部は『タンパク質』『脂質』『水分』でできており、それらが流出することで私たちはダメージを感じます。
『タンパク質』・・・髪の80%を占めており、髪に栄養を蓄えるベースとなります。
『脂質』『水分』・・・髪の柔らかさや弾力を作ってくれます。
毎日のシャンプー・ドライヤー・紫外線や薬剤ダメージでこの『タンパク質』や『脂質』が抜けてしまうと、髪の内部に穴が空いたように隙間ができ、髪のパサつきや乾燥の原因となります。
また、エイジングによって髪のダメージは進行しやすくなるといわれており、パサつきやダメージを感じやすくなります。
これらは、早めのケアで予防することができます。
日本人に多い『捻転毛(ねんてんもう)』。
髪が生えてくるときに少しずつねじれながら生えているくせのことで、ねじれが加わることでキューティクルが広がりやすく、乾燥しやすい傾向にあります。
そもそもツヤというのは面がきれいに均一に整っているところに光が反射することで生まれるため、ねじれによって面が整っていないとツヤがなく、ザラついて見えるのです。
従来のすきバサミを使ったランダムな毛量調節は、髪にばらつきが出てパサつきや広がりの原因となります。
髪の表面を触らず内側のスタイルに必要でない部分の毛のみを狙ってカットすることで、表面の毛羽立ちを抑え、反射率をUPさせます。
パサつきが気になる方がまず1番に気をつけたいのがダメージケア。
髪の内部の『タンパク質』や『脂質』『水分』を補充してあげることで髪のパサつき・ダメージを防ぐことができます。
方法として、最も内部まで栄養補充できるのがサロンでのトリートメント。
内部補修型のトリートメントを浸透させることで髪を芯から潤わせ、ダメージを補修します。
また、お家でのシャンプートリートメント・アウトバストリートメントを補修型のものに変えてあげることで、毎日少しずつ髪に栄養分を入れていくことができます。
空気の乾燥、紫外線、またはドライヤーの当て過ぎや洗浄力の強いシャンプーなど、髪は様々な要因で乾燥しやすくなります。
なるべく乾燥しないようにするためには
家でできることから始めるのがおすすめです。
表面のキューティクルがねじれて広がっていたり、ダメージで開いてしまっている状態になっていると光が髪に均等に反射せず、つやがなくザラついて見えてしまいます。
キューティクルを整えるケアをしてあげましょう
パサつくときと同様、ダメージや乾燥によっても髪のツヤは失われます。
特にキューティクルが開いていると余計に栄養分や水分が流出しやすいので注意が必要です。
栄養不足や頭皮の硬さ、加齢によって髪が弱い状態で生えてきやすくなり、そのためすぐにツヤがなく乾燥して見えてしまいます。
ダイエット中や妊娠・授乳中など急激な栄養不足になりやすいときは気をつけましょう。
しっかりバランスの取れた食事が健康な髪の毛を作ります。
特に余分な油分・タンパク質・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンE・ビタミンC・亜鉛などが髪に良いとされています
カラーにはツヤが出て見える色・パサついて見える色があり、質感や見え方をコントロールすることができます。
退色して黄色みが出てくると乾燥・ダメージして見えやすいので、補色などで足りない色を補いながらカラーしてあげることでよりツヤのある質感になります。
また最近はカラー剤に混ぜるタイプの補強のトリートメントなども出てきていますので、そういったものをプラスしてあげるのもおすすめです。
毛先のキューティクルがはがれたり開いたりすることにより、マジックテープのように隣の毛とくっついてしまうことで、手ぐしが通らない・ひっかかりなどの原因になります。
キューティクルがはがれてしまう原因として、濡れた状態での髪の摩擦があげられます。
髪は水に濡れている時に、キューティクルが少し開いた状態になります。その時に摩擦が加わるとキューティクルに負担がかかりやすくなります。
濡れた状態で髪が摩擦する原因
濡れている状態では極力摩擦をなくして、優しく扱うよう注意が必要です。
髪が完全に乾ききらないまま高温のアイロンなどで髪をはさんでしまうと髪の内部で水分の小さな爆発が起こります。
水分が一気に蒸発することで髪の結合や強度が弱まり、切れ毛や枝毛の原因となるのです。
アイロンなどを通す場合は、髪の水分を完全に乾かしてから行うようにしましょう。
夜乾かして、朝スタイリングする場合でも寝ている間の湿気を軽くドライヤーで水分を飛ばしてから巻いてあげるのがおすすめです。
ミストタイプのコテ巻き前のスプレーなどは、水分を含ませてしまうため余計ダメージをさせてしまう場合があります。
良いと思ってやっていることが逆効果になる場合もありますので、自身の髪質や状態に合ったものを使用することでダメージや引っかかりも軽減されます。
キューティクルがはがれたり、ばらつきがあったりするとどうしても栄養分や水分が流出しやすい状態になってしまいます。
ひっかかりが気になる方も、足りない栄養分を補うケアが重要。
ヘアスタイルの表面に短い髪が出てしまうと、その部分の光のが屈折し反射が悪くなることで ツヤやまとまりを感じにくくなります。
それぞれの頭の形や髪質・毛流に合わせて、ヘアスタイルに影響のない部分を重点的なトリミングで表面のツヤ感は失わず、内側の毛が減るので膨らみや広がりも抑えることができ、くせ毛の人にも効果を発揮します。
髪の内部に”ダメージホール”と呼ばれる隙間が空いているほど 乾燥しやすく、パサついて見えやすくなります。
内部補修型のトリートメントで 髪の状態にあわせ 、必要な量の『タンパク質』『脂質』『水分』を補うことでダメージホールを補修し、内側から髪を補強します。
また、キューティクルがはがれたり、バラついていたりして キューティクルに隙間が空いていると そこから栄養分が流出しやすくなります。
表面の反射率も低下するため 内部補修するだけではなく表面のキューティクルケアも重要です。
カラーリングが退色し、黄色っぽくなるとパサついて見えやすくなります。 また、オレンジ味がでてくると硬く見えます。
色味が抜ける際にタンパク質などの栄養分も一緒に流出してしまうため、カラーで色味を補い、カラーの色素が髪の内部にとどまることで ツヤのある質感に整えることができます。
反対色を使い、色同士を打ち消し合う『補色』やカラーのブレンドによって柔らかい透明感のある色味にすることでも髪のツヤ感は増します。
キューティクルを整える方法として おすすめなのが”スリムパーマ”。
“スリムパーマ”とは低アルカリ・低刺激のやさしい薬剤で 髪を柔らかくし、キューティクルを整えてから固定することでボリュームダウンや髪のチリつき・ゴワつきを抑えることができる新しい技術です。
表面のキューティクルが整うことで反射率も上がり、柔らかくツヤのある質感になります。
TVなどでも『髪質改善トリートメント』などのネーミングで話題になった手法です。
“酸熱トリートメント”とは髪を酸性の薬剤で収斂させることで手触りをよくしていくトリートメントストレートです。
髪の内部を補強し、ハリコシやツヤを出す新しい技術です。
カット/酸熱シャインストレート ¥21,340
『頑張ってセットしてもボリュームが出ない』『すぐに頭頂部がペタンコになってしまう』・・髪質や状態によっていくつかの原因が考えられます。
元々が細く柔らかい髪質の方もいらっしゃいますが、乾燥やダメージで内部の『タンパク質』が抜けハリコシがなくなっている場合も。
また加齢により栄養分が抜けやすくなったり、頭皮が下がることで頭頂部の血管が細くなり細い毛が生えやすくなります。
頭皮がこると、頭皮全体の皮膚が引っ張られ、ピンと張ったような状態になります。
このとき皮膚は伸び、中の毛細血管が圧迫されるため特に頭頂部の血流が悪くなります。
髪が生える際、毛細血管からの栄養を受け健康な髪を生やすのですが、血流が悪いと栄養が十分に行き渡らず弱く細い毛が生えてきてしまいます。
長年の重力で皮膚が下がり固くなってしまっている場合も同じことが言えます。
下がった皮膚は耳上にたまるため、耳上の皮膚が指でつまめる、という方は要注意です。
毛穴が酸化した皮脂や日々の汚れなどで詰まると毛穴自体がどんどん細くなってしまいます。
細い穴から生えようとすることで毛も徐々に細くなっていきボリュームがなくなる原因になります。
頭皮もそうですが、髪自体がべたっとして重い、という方はシャンプーやトリートメントのシリコンなどのコーティング成分が残留している可能性があります。
定期的にオフしてあげるのがおすすめです。
毛が細くボリュームが出ない、すぐにペタンコになってしまう方は、髪に『タンパク質』が不足しているかもしれません。
元々の髪質が柔らかく細毛の方の他にも栄養分が抜けることで髪の強度が低下している”エイジング毛”の方は『タンパク質』が抜けやすく、髪のハリコシが少なくなるためボリュームが出にくくなります。
特にエイジング毛の方は髪自体がダメージしやすく、細くなりやすいため、髪にタンパク質を補充すると同時に頭皮の血行促進も同時に行う必要があります。
サロンでのシステムトリートメントでしっかりと髪の内部にタンパク質を補充することで髪の強度を増し、水分や栄養のバランスを整えます。
ダメージが気になる方、エイジング毛の方におすすめです。
フレックス系トリートメントとは、カラー剤に混ぜたり、前処理として使用することでカラーのダメージを大幅に削減し、髪を強くしてくれる今話題のトリートメント。
オラプレックス・ファイバープレックス・Rなどが有名です。 ※UNBIRTHDAYではオラプレックス・Rを使用してます
『ダメージして強度が弱っている』『ハリコシが欲しい』『ツヤが欲しい』『軟毛で髪を強くしたい』など様々な方に使用することができます。
毛穴に酸化した皮脂や汚れが詰まることで毛穴が小さくなり、細い毛が生えてきやすくなります。
また、頭皮が固くなると血行不良を起こし弱く細い毛が生えてきてしまうため、定期的に汚れを除去し、マッサージで血流をよくしてあげることが必要です。
髪がしっとりしすぎてボリュームが出ないような場合、髪に栄養を入れるよりも今ついているいらない成分を除去してあげるのが必要かもしれません。
シャンプーやトリートメント・アウトバストリートメントなどにはものによってはコーティング成分がたくさん入っているものがあります。
薄くコーティングする分には良いのですが過剰に成分が入っていたり、粒子の粗いものが入っていたりすると
それが髪に残り蓄積します。
それが毎日蓄積していくとどうなるでしょう?
普段のシャンプーでは取り切れない分厚いコーティングの層ができあがります。それが重さになり、髪のベタつきの原因になるのです。
よく言われているのが『シリコン』。
最近では『ノンシリコン』のシャンプートリートメントなども販売されてますよね。
でもそこで注意しなければいけないのが『ノンシリコン』=『ノンコーティング』ではない、ということ。
『シリコン』とはコーティング成分の一種。それ以外にも髪に残るコーティング成分はたくさんあるのです。
炭酸のシャンプーやパックなどで蓄積したコーティングを除去することがおすすめです。
夕方になると頭皮がベタついてくるのでしっかり洗うようにしています、という方いらっしゃいますが、実は逆効果の場合も。
頭皮から出る皮脂は外の刺激から頭皮を守るためのバリアのようなもの。
多すぎてもだめですが落としすぎるのも頭皮にとってよくありません。
必要な皮脂まで落としすぎてしまうことで身体が勝手に『乾燥してしまう!』と判断し過剰に皮脂を分泌します。
『シャンプーを1日2回以上している』『洗浄力が高いシャンプーを使っている』『乾燥肌なのに頭皮がベタつく』『頭を洗うときのお湯の温度が熱い』という方は優しい洗浄力のもので1日1回、ぬるめのお湯でしっかりと流してからシャンプーをするだけでも
頭皮の状態は整います。
それでも気になる方は保湿ケアやヘッドスパでのケアがおすすめです。
ボリュームアップに頭皮のケアは必要不可欠。
頭皮ケアをすることで自然な根元の立ち上がりを出すことができます。
頭には耳の上辺りから帯状に通っている”側頭筋”と呼ばれる筋肉があります。
『側頭筋』がると、頭皮が収縮し頭頂部の皮膚を引っ張ってしまうことで全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
また、長年の重力や髪の重さにより頭の皮膚がどんどん下に引っ張られ耳上にたまってしまっている場合もあります。
どちらも、いわば頭頂部の皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
更に皮膚が伸びることで毛穴も下に引っ張られ、毛が寝て生えてきてしまう原因にもなります。
毛穴の詰まりも細毛の原因になるためヘッドスパや炭酸のシャンプーなどで頭皮の汚れを除去してあげましょう。
セルフマッサージも血流アップに有効ですが、すでに頭皮が固くなってしまっている方は一度ヘッドスパやプロによるマッサージでしっかりと流してからお家でのケアをしてあげるとその後の維持がしやすくなります。
立体感がなく重たいスタイルだとどうしてものっぺりしてみえてしまい、動きが出にくく、よりペタンコに見える原因に。
カットでふわっとボリュームアップさせるにはまず表面の立体感が必要です。
ボリュームに関わる部分のみに動く毛を作ることでトップがふんわり軽く見えます。
目線を上に上げるために菱形のシルエットや後頭部にボリュームを出すのも有効です。
顔の形、骨格に合わせたシルエットの調整が重要です。
ボリュームを出す=パーマと思われる方も多いと思います。
パーマと一言でいってもくりくりにするだけではなく中間にふわっとワンカールを付けるだけでもボリュームの感じ方は変化します。
求めるスタイル・髪質や骨格に合わせてパーマの強さ・形を変えて施術しています。
カット/パーマ/COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥18,260
最近注目されているのが『ヘッドスパ』。
現代人は頭や目を使うことが多く、頭の疲れや肩こり首コリなどに悩まれている方がとても多いです。
また、頭皮は髪が生えるための大事なベースになるため頭皮環境がよくなることで、健康でダメージしにくい髪が生えてきやすくなります。
ヘッドスパの目的は大きく3つあります。
『頭のコリ』『頭痛』『肩こり首コリ』『睡眠が浅い』『目が重い・疲れやすい』などの不調は頭のマッサージや血流を促進することで改善します。
パソコンや細かい作業、ずっと気を張っていたり考え込みやすい方などは、頭がこりやすかったり、疲れやすい方が多いです。
『頭皮のつまり』『におい』『かゆみ』『フケ』『脂っぽい』『ベタつく』『乾燥する』『炎症』などの頭皮トラブルのケアにもヘッドスパはおすすめです。
ヘッドスパのほとんどはクレンジング効果・保湿効果のあるものが多く、これらの原因を改善することで健康な頭皮に近づけることができます。
頭皮環境が改善すると、健康な髪が生えやすくなり抜け毛や薄毛の改善にも繋がります。
毛穴の形が綺麗な円形ではなく長細くなっていたりいびつな形をしていると、生えるときの負荷で髪にくせが出てしまいます。
この毛穴の形はマッサージや毛穴のクレンジングによって改善することがわかっています。
実際ヘッドスパを定期的に続けられている方はくせが緩やかになってきており、ストレートの頻度が下がったり、扱いやすくなった!と言われる方も。
ただしすぐに効果が出るものではなく、間を空けてしまうと効果が半減してしまうため長期的に続けていくことが必要になります。
※頻度や期間には個人差があります。
頭皮の環境が気になる場合、大きく分けて3つの原因があります。
わたしたちの皮膚は、外の刺激から自分を守るために常に油分(皮脂)の膜をはり一定の水分量・油分量を保っています。
しかしきちんと流せていなかったり、乾燥や刺激などで必要以上に皮脂が分泌されてしまったりすることで皮脂が『酸化』し、ドロドロになって毛穴の詰まりを引き起こす原因になってしまいます。
キッチンの壁を思い浮かべてみてください。油汚れをそのままにしておくと茶色くなってなかなか落ちませんよね?
これと同じことが頭皮でも起こっているということです。
茶色くこびりついて普段のシャンプーでは落ちない汚れに変わってしまうのです。
毛穴の汚れはこの酸化した皮脂や、シャンプーやトリートメントの不要な成分、シリコンや空気中の汚れが混ざったもの。
毛穴に詰まった汚れは『におい』『薄毛・抜け毛』『かゆみ』『ベタつき』『炎症』などを引き起こします。
酸化してしまった皮脂をきれいにするにはディープクレンジングが必要です。
専用のクレンジングパックやオイルで毛穴の詰まりを浮かせ除去します。
皮脂が酸化してしまう前にシャンプー方法を見直したり、極力負担の少ないものを使用し予防することが重要です。
頭皮も顔や身体と同じように乾燥しやすい環境や体調、ターンオーバーの乱れなどで水分を保持できなくなり、乾燥します。
頭皮が乾燥すると、水分を逃がさないように身体が過剰に皮脂を出してしまい毛穴のつまりやベタつきの原因になってしまうことも。
また、乾燥することで刺激に弱くなり炎症やかゆみ、フケなどを引き起こしやすくなります。
乾燥の原因は『紫外線』『からだの水分不足』『冷房や暖房』『空気の乾燥』『シャンプーで油分を取りすぎている』『お湯の温度が熱い』などが挙げられます。
パソコンやスマホなど、目や頭を使うことが多い現代。
頭皮がカチカチになっている方も増えています。
頭のコリで重要なのは、てっぺんではなく耳上の辺り。
耳上から帯状に通っている『側頭筋』と呼ばれる筋肉をほぐすことで全体のはりを緩めます。
実は頭頂部には筋肉はなく、頭蓋骨と皮膚だけの状態。
『側頭筋』がこり、収縮してしまうことで皮膚を引っ張り全体的に固く、つっぱった状態になってしまいます。
いわば皮膚が伸びて薄くなっているような状態になっているため血管が圧迫され血流が悪くなり、弱い髪や細い髪が生えやすかったり、より頭皮が固くなり頭痛の原因になったりもします。
『頭をよく使う』『目が疲れやすい』『頭痛がする』『気を使うことが多い』『悩み事や考え事が多い』『ストレスを感じる』『歯を食いしばる癖がある』『肩や首がこりやすい』方は要注意。マッサージや血流を改善し、頭皮を緩めましょう。
特に首がこりやすい方はそもそも頭に血が流れにくくなるため、頭だけではなく首肩の血流改善も必要です。
男性女性問わず、薄毛に悩まれている方は多いと思います。
薄毛の原因は毛穴の詰まり・血行不良・栄養不足など、多岐にわたります。
男性の場合は男性ホルモンの影響も考えられます。
頭皮の毛穴が皮脂や汚れで詰まってしまうと毛穴が埋まってしまい小さくなるため、毛穴から生えてくる毛が細くなったり抜けやすくなったりします。
また毛穴が詰まることで毛穴自体が広がり、潰れてしまい最終的に毛穴がなくなってしまうと、脱毛や薄毛に繋がります。
頭に無数に通っている毛細血管は髪に栄養を与える大事な役割をしています。
長年の重力や頭のコリで頭皮が下がってしまい、皮膚が薄くなると頭頂部の血管が圧迫され流れが悪くなり、結果毛根に栄養がいきにくくなり、毛が抜けやすくなってしまいます。
皮膚を下方にずっと引っ張っているような感じなので毛穴も開きやすくなり汚れが詰まる原因にもなります。
頭のコリは自律神経にも影響します。自律神経が乱れると代謝が極端に悪くなり髪の発育が悪くなったり抜けてしまうことも。
妊娠などで体内のホルモンバランスが乱れると毛周期に影響を与え、抜けるはずの毛が残ったままになります。
そして出産を終えて通常のホルモンバランスに戻ったときに一気に抜けるため、産後は抜け毛が増えるということです。
また、加齢などで女性ホルモンが低下すると女性でも男性ホルモンの影響を受けやすくなり毛が抜けやすくなったり、細くなったりする場合もあります。
ストレスを感じることで、自律神経やホルモンバランスが崩れ、血行不良や毛根への栄養不足に繋がります。
睡眠があまり取れていなかったり、コンビニや外食が多いことで栄養が不足し、髪の発育に影響を与えてしまうことも。
質のいい睡眠、バランスの良い食事を心がけましょう。
洗浄力の強いシャンプーで洗いすぎていたり、逆に洗えていなかったり、トリートメントなどを頭皮に付けてしまっていたり、良いと思ってやっていることが頭皮や毛根の負担になっていることもあります。
正しい方法でケアしてあげることで頭皮も髪もよりよい状態になります。
頭のコリに有効なのが『頭皮マッサージ』。
セルフマッサージのときは耳のまわりをほぐしてあげるのがおすすめです。
指の腹でするのもいいですし、やりにくい方は手を軽く握った第1間接でゴリゴリ横に動かしてあげるのがやりやすいです。
耳の辺りから帯状に通っている『側頭筋』をほぐし、下がっている皮膚を上に持ち上げるイメージで。
きちんと洗えていなかったり、逆に洗いすぎていたりすることで、乾燥や毛穴の詰まり、頭皮のトラブルに繋がります。
正しいシャンプー方法
①はじめのお流し(予洗い)をしっかりと
指で地肌をこするようにしながら頭皮と髪にしっかりとお湯を浸透させる。(2~3分)
②シャンプー剤は1~2プッシュ
量が多ければ多いほど洗浄力が高くなるため乾燥しやすくなったり栄養分が抜けてしまいます。
もし泡立たない場合は、一度0.5プッシュ程度髪になじませ(このときは泡立たなくても大丈夫。)、その後1~2プッシュで通常のシャンプーをすると泡立ちもよくなります。
しっかりと泡立った状態で、地肌をやさしく指の腹で洗えているのが理想のシャンプー。
地肌に爪を立てたり、毛先をごしごしこするような洗い方はNGです。
③トリートメントは毛先になじませるように
頭皮用のトリートメントや、頭皮に付けても大丈夫とメーカーがうたっているもの以外は、基本的には地肌に直接付けるのはNGです。
シリコンやコーティング成分が毛穴に詰まる原因になります。
④シャンプーやトリートメントはしっかりを洗い流す
流し残しがないよう、地肌までしっかりとお湯で流しましょう。
流しすぎるとトリートメントが取れてしまう、なんてことはありません。
流し残しがあると、かゆみや炎症の原因になったり、乾燥したり頭皮が詰まりやすくなります。
これらに気を付けてシャンプーするだけで頭皮も髪も健康な状態を保てます。
頭皮が乾燥しやすい方は、お家での保湿ケアがおすすめです。
専用のローションを使う方法
頭皮と顔は毛穴の数や皮脂腺の数が違うためお顔の化粧水を使うことはできませんが、販売されている頭皮用のローションで頭皮を保湿できます。
頭皮が敏感、またはトラブルがある方はできれば薬用のものや極力ナチュラルな成分のものがおすすめです。
オイルパックする方法
ココナッツオイルやホホバオイルなど、ナチュラルなオイルで頭皮をパックする方法もあります。
方法としては
①お風呂に入る前、もしくはシャンプーの前にオイルを頭皮に全体的になじませる
②キャップやラップをした状態で10~15分ほど置く
③しっかりとお湯で流して通常通りシャンプーする
オイルが頭皮に浸透するので保湿効果が長続きします。
COTA生炭酸クレンジングヘッドスパ ¥3,850