正しいシャンプーの方法
2020.03.29 COTA/ゴワつく/ダメージ/パサつき・ツヤ・ひっかかり/ヘアケア/頭皮ケア
毎日何気なくしているシャンプーですが、、
シャンプーの正しい方法ってご存知ですか? ?
意外と間違った方法で洗っていたり、
逆に髪のダメージにつながる、なんてこともあるんです、、!
今日は正しいシャンプーの仕方をお伝えします◎
topic
・シャンプーをする前に
・シャンプーはどこを向いて洗っていますか?
・お湯の温度 の目安
・シャンプーをしていきましょう
・はじめのお流しはしっかりと!
・シャンプーの量、付けすぎてませんか?
・トリートメントのポイント
・トリートメントは地肌に付けない!
・トリートメントの量の目安と付け方
・まとめ
○シャンプーをする前に○
シャンプーはどこを向いて洗っていますか?
シャンプーをする際は
下向きではなく上を向いて洗うのが良いとされています。
なぜかというと、
下を向いて洗ってしまうと
髪の流れを逆さにしてしまうので髪のダメージにつながりやすく、
また毛先をこすり合わせて洗いがちになるのため
キューティクルの負担になり、はがれてしまう原因にもなるからです。。
斜め上を見るようにして
地肌をこするように洗ってあげましょう◎
お湯の温度 の目安
そして流す時のお湯の温度はですが、
実は
38℃〜39℃がベスト!
熱すぎると髪の乾燥や
栄養分の流出・カラーの退色につながります!
少しぬるいですが
髪の毛に当てるときだけ温度を下げたり、
今より少し温度を低くするだけでも髪の状態はよくなります。
ぜひ試してみてください♪
○シャンプーをしていきましょう○
はじめのお流しはしっかりと!
シャンプー剤を付ける前に
まず髪をぬらす、と思うのですが
ここで早速 point①
実はこの一番初めのお流しで
頭皮・髪に付着した汚れの約7割が落ちるとされているんです。
初めのお流しは
かなりしっっかり行ってください!
時間でいうと1〜2分程度、
地肌を指の腹で大きくかくように、しっかりと水分をいきわたらせます。
シャンプーの量、付けすぎてませんか?
頭皮にも髪にも
水分が行き渡ったところで
初めてシャンプー剤を付けていきます。
ここで point②
シャンプー剤の量は多ければ良い、と思っていませんか?
シャンプーの量は
ショート〜ミディアムで1プッシュ
ロングで1.5〜2プッシュ程度が理想です。
シャンプー剤には”界面活性剤”という洗浄成分が含まれており 、
シャンプーの量が多ければ多いほど刺激になり
栄養分の流出やダメージに繋がります。
シャンプー前にしっかりゆすぐことで泡立ちもよくなるため
少量でも泡立ちよくシャンプーできます◎
この泡で 流すときと同様地肌をかくように全体を洗った後 、
お湯で十分にすすぎ流します。
もしスタイリング剤やオイルなどで泡立ちが悪い、と感じられる場合、
はじめに半プッシュのシャンプーでプレシャンをしてからシャンプーすると
簡単にもこもこ泡立ちますよ。
やり方は、
しっっかりと流した髪に、半プッシュほどのシャンプー剤を馴染ませる。
(このときは地肌ではなく中間部分から毛先にかけて馴染ませるようにするとgood)
このときは泡立たなくて大丈夫なので、
全体に馴染ませたら一度軽く洗い流す。
その状態から正しいシャンプー量でもう一度泡立てると、
シャンプーの量をたくさん使わなくてもしっかりと泡立てることができます。
○トリートメントのポイント○
トリートメントは地肌に付けない!
シャンプー剤をしっかり洗い流した後は、トリートメントを付けていきますが
ここで point③
トリートメントは絶対に地肌に付けないようにしましょう。
ものによっては頭皮に付けてもいいトリートメントもありますが 、
(うちで使っているCOTAはそうですね^^)
一般的なものは、コーティング成分が毛穴に詰まってしまうため
絶対につけないでください!!
ちなみに”トリートメント”と”コンディショナー”の違いですが、
トリートメントは内部補修+キューティクルケア
コンディショナーはキューティクルケア(コーティング)のみ
という違いがあり、
美容師目線では断然トリートメントをおすすめしています!
(市販のコンディショナーはコーティング力が強いものも多いので、逆に髪の負担になることもあります・・)
トリートメントの量の目安と付け方
毛先を握るようにしぼって水分を軽くきってから、
目のあたりより下に
手でスーッと毛先に向かって滑らすようにつけていきます。
量の目安は
ショートで1プッシュ
ミディアムで1〜2プッシュ
ロングで2〜3プッシュ
全体に付けた後
ダメージの気になる部分は上から少し足してあげるとよりまとまりがよくなります◎
この時 、
髪どうしをこすりあわせたり
キューティクルの向きに逆らうような付け方をすると
ダメージの原因となってしまうので 、
根元から毛先に向かって付けるのが正解です◎
髪の長い方は
目の粗いコーム(隙間が3mm程度あるもの)で
優しく梳かしてあげることで
まんべんなくトリートメントが浸透するのでおすすめです。
トリートメントのついていない濡れている状態の髪を目が細かいコームで梳くと
キューティクルをはがしてしまうのでNGです!
必ずトリートメントを付けた後に、
粗めのコームで梳かしましょう。
プラスワンケアとして、
洗面器にお湯をはって
毛先をお湯に付けながら
洗面器の中のお湯を何度も髪にかけてトリートメントをまんべんなくいきわたらせる
”チェンジリンス”という方法も
浸透が良くなるのでおすすめです。
ただし、
この方法はサロントリートメントや内部補修型のトリートメントを使う時のやり方です△
市販のトリートメントやコーティング力が強い物を使用している場合
表面のコーティングをし過ぎてしまう事がありますので、
その場合はあまり時間をかけず
少量をすぐに洗い流すようにしましょう◎
トリートメントを付けたら
しっかりと洗い流し、
完了です♪
○まとめ○
・シャンプーをするときは上をむいて洗う
・38〜39℃のお湯で洗う
・シャンプー前のお流しは2〜3分を目安にしっかりと
・シャンプーの量はたくさん付けすぎない
・トリートメントは地肌に付けない
・トリートメントは根元に近い方から毛先に向かって馴染ませる
・ロングの方はトリートメントコームを使うと浸透率UP
改めて書き出してみると
多いようですが、
出来ることから1つずつ、始めてみてくださいね!
毎日の負担が減れば、
髪の毛は確実に綺麗になりますよ!