雨で髪が広がる原因と湿気対策!
2020.06.10 くせ/ゴワつく/パサつき・ツヤ・ひっかかり/広がる/毛量
これからの時期、特に悩みのタネになってしまうことといえば
湿気での髪の広がり、うねりではないでしょうか?
朝の髪の状態でその日の天気がわかる!と言う人もいるほど
髪の毛は周りの湿度に影響を受けやすいものです。
特にくせ毛の方は余計くせが強くなるため
ボワボワとまとまりづらく落ち着かないですよね。。
しかしそもそも
なぜ湿気が増えると髪が広がってしまうのでしょうか?
その理由は髪の毛の内部にあります。
髪の内部は水分と油分が一定のバランスで保たれていますが、
ダメージやキューティクルの損傷で内部の栄養分が流出、空洞ができると
そこに空気中の水分が入り込みます。
入り込む水分、毛髪内部の空洞は均等でないため
湿気を吸いやすいところ・吸いにくいところが出てきてしまい
髪の毛1本1本の膨張の仕方が変わります。
くせのある方がいつもよりくせが強くなったり、
全体がボワっと広がりやすくなるのはこのため。
湿気から髪の毛を守るには
髪の内部のバランスを整えること・そして入り込みにくくすることがまずは重要です!
●髪の内部のバランスを整えるにはどうしたらいいのか??
ポイントは”タンパク質”と”脂質”。
このホームページをみてくださっている方は聞いたことがあるかもしれませんが、
これらは髪の主成分。
つまり”タンパク質”と”脂質”という2つの栄養分が髪から流出することで
→髪の中に【ダメージホール】という空間ができる
→水分と油分のバランスが崩れる
→空気中の水分が髪に入り込み、部分的に膨張する
→広がる !!!
というよくない流れに。。
髪は基本的には自然治癒しないため
外からこれらの栄養分を補ってあげることで
ダメージホールを最小に抑えることができます。
つまり髪の主成分である”タンパク質””脂質”を補うことで
ダメージホールを塞ぎ
髪の内部に水分が入り込む隙間をなくし広がりを防ぐ!
ということですね。
●髪に空気中の水分が入りにくくするにはどうしたらいいのか??
髪の内部を補修したら、
次に気をつけるのはキューティクル。
髪が濡れるとキューティクルが開き 髪の毛の強度が下がってしまうのですが、
半乾きや微妙に乾ききっていない状態の髪も
キューティクルが閉じきっていない不安定な状態にあります。
そんな状態で湿度が高い場所に行くとどうなるか・・・
当たり前ですが
髪は空気中の水分をどんどん吸収してしまい、ぼわぼわ広がってきます。。
朝シャワーを浴びられる方や
寝て起きたら髪がしっとりしている、という方は
普段よりもしっかりとドライヤーで乾かしましょう!
自然乾燥はNGです!
夜乾かしているから大丈夫〜♪という方も、
この時期は湿気の影響で寝ている間に髪がしめっている場合があります。
スタイリング前に軽くドライヤーで乾かすのがおすすめです。
(髪もきれいになりますよ!)
→もっと髪がきれいになる乾かし方はこちら♪
しっかり水分を飛ばした後は
オイル系のスタイリング剤で薄くオイルコーティングしてあげると
より水分の入り込みを防いでくれます。
毛先にパサつきがある方は
よりしっかり保湿してくれるバーム系のスタイリング剤の方が
より効果があります◎
湿気で悩まれている方は
ぜひこの2つのポイントをやってみてください!
それでもおさまらない!という方は
一度美容師さんに相談してみてくださいね。