髪が濡れたまま寝るとなぜ傷む?
2023.04.21 ダメージ/パサつき・ツヤ・ひっかかり/ヘアケア/人気の記事
「髪が濡れたまま寝るとダメージしますよ」
と美容師さんに言われた経験はありませんか?
それ、その通りなんです。
なぜ濡れたまま寝るとダメージするのでしょう?
今回はそれを詳しくお伝えしていきます!
topic
・濡れた髪に起こっていること
・寝ているときに髪に起こっていること
・寝ている間の髪の負担をなるべく減らすために
○濡れた髪に起こっていること○
髪が濡れている時、髪の毛はどのような状態になっているのでしょうか。
ポイントとなるのは髪の表面にある【キューティクル】
髪はキューティクルという鱗状の膜でおおわれており、
タンパク質や水分、油分など
綺麗な髪にかかせない成分を髪にとどめる役割をしています。
このキューティクルは
濡れると開き
乾くと閉じる
という性質を持っています。
そのため開いたキューティクルが布などの摩擦でめくれ、
中の栄養分が流出してしまうことでダメージに繋がります。
そして髪は濡れていると
普段の2.5倍ほど弱くなっています。
乾いている状態なら耐えられるような力でも
濡れていることで少しの力が加わっただけで切れやすくなってしまうのです。
○寝ているときに髪に起こっていること○
成人の頭の重さは
男性は5〜6キロ、女性は4〜5キロあります。
濡れた髪=弱く傷つきやすい状態の髪を
5キロの重さで6〜8時間枕にこすり続けると・・
聞いただけでよくなさそうですよね。
実は濡れた髪で寝ている間、
髪の毛にはずーっと負担がかかり続けている状態なのです!
特に枕にタオルを引いている方は
パイル地が髪に引っかかるため、より摩擦になりやすい傾向があります。
なるべく摩擦の少ないシルクなどの枕カバーがオススメです。
○寝ている間の髪の負担をなるべく減らすために○
なるべく早く髪を完全に乾かす
のが1番ベストですが、
どうしてもすぐに乾かせなかったり
面倒で放置してしまうこともありますよね・・・
そんなときの裏技をお伝えします!
①とりあえずタオルを巻きっぱなしにしてある程度乾いてからドライヤーをする
→このときできれば洗い流さないトリートメントを先に付けてあげるとよりgood◎
タオルを巻くときはできるだけこすらないように。
②根元と後頭部だけ先に乾かす
→頭皮が濡れているまま放置すると頭皮環境が悪くなる原因に。
根元&ダメージを受けやすい後頭部の部分だけでも先に乾かしておき、落ち着いてから全体のドライを。
③寝るときにふんわりふたつくくりにし、髪を頭の下敷きにしないようにする
→少し半乾きでも、これをして寝ることでダメージを最小限にすることができます。
なるべくは乾かしてからシュシュなどで前に束ねるのがベスト。
どうしてもすぐに乾かせないときにはぜひ試してみてください!
髪をなるべく傷ませずにキレイに保ちたい方は
ぜひUNBIRTHDAYに
ご相談ください◎