春の花粉と髪の毛の関係
2022.03.09 ゴワつく/ダメージ/パサつき・ツヤ・ひっかかり
春になりあたたかくなってくると、
花粉に悩まされる方も多いのではないでしょうか?
花粉は体調面だけではなく、
髪の毛にも悪影響を及ぼします!
今回は花粉によってどんな影響があるのか、
そしてその対処方法をお伝えします。
topic
・花粉が髪へ及ぼす影響
影響① ごわつきやパサつきの原因になる
影響② 乾燥やダメージの原因になる
・花粉が頭皮へ及ぼす影響
・花粉の影響を防ぐためには
方法① 髪をまとめたりこまめにブラッシングをする
方法② オイルトリートメントでキューティクルを整える
方法③ 保湿効果の高いトリートメントを使用する
方法④ 頭皮も保湿する
○花粉が髪へ及ぼす影響○
髪の毛はからだの中でも特に花粉が付きやすい場所。
髪の表面は【キューティクル】といううろこ状の組織で覆われているのですが
実はそのキューティクルの隙間に花粉が入り込みやすいのです。
キューティクルは乾燥や摩擦などの日々のダメージで
毛羽だって隙間が開いた状態になってしまいます。
キューティクルをキレイに保つことは
花粉の付着を防ぐことにも有効です◎
影響① ごわつきやパサつきの原因になる
キューティクルの表面に花粉がまとわりつくことで
髪がごわつきやすくなったり
手触りが悪くなってしまう原因に。
またツヤがなくなったり、パサついて引っかかることにも関係しています。
影響② 乾燥やダメージの原因になる
髪に付いた花粉は水分を奪うため、髪が乾燥しやすくなってしまいます。
特に乾燥が進みキューティクルが開いたダメージ毛は内部まで花粉が入り込み、
さらに乾燥してしまうという悪循環に・・・!
また、乾燥していると静電気を起こしやすくなるため
より多くの花粉が引きつけられてしまうことにも繋がります。
○花粉が頭皮へ及ぼす影響○
花粉が頭皮に付くと
炎症を引き起こし、頭皮のかゆみや乾燥に繋がることもあります。
健康な髪の毛はまず頭皮から。
頭皮の環境が悪くなると健康な髪が生えにくくなり、
抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。
○花粉の影響を防ぐためには○
花粉が付着しないようにするためには、
まず髪の表面のキューティクルを滑らかにすることが大事です。
花粉が引っ付く部分を減らすと花粉を家に持ち込むのも防ぐことができますので、
花粉症の人にもぜひ覚えてほしい方法です。
方法① 髪をまとめたりこまめにブラッシングをする
物理的に花粉を防ぐ方法にはなりますが、
髪の表面積を減らすためにまとめ髪にすることはかなり有効です。
特に、髪が長い方は
毛先にいくにつれキューティクルが不揃いになってくるので
毛先を入れこむようにお団子ヘアなどにするのが◎
おろされている方は
家に入る前にブラッシングしてあげると付着している花粉が落ち
家のなかに花粉を持ち込みにくくなります。
方法② オイルトリートメントでキューティクルを整える
アウトバストリートメントの中でも特にオイルタイプのトリートメントは
キューティクルに薄い膜を張り、表面を整える効果が高いため
この時期にはおすすめです。
方法③ 保湿効果の高いトリートメントを使用する
インバストリートメント、アウトバストリートメントに関わらず、
髪の補修や保湿をしてくれる効果のあるものを使用することで
乾燥を防ぐことも大事です。
ただしっとりするだけではなく、
髪の内部に栄養分を入れ補ってくれるようなものだとなお良いです!
方法④ 頭皮も保湿する
髪だけでなく頭皮用のローションなどで頭皮の保湿も行いましょう。
頭皮が乾燥していると花粉の影響を受けやすくなり、
頭皮トラブルが起こりやすくなってしまいます。
頭皮のバリア機能を高め、花粉に負けない頭皮にしていくことが重要です。
春に花粉の影響を受け乾燥してしまった髪は、
その先の、夏場のダメージも大きなものになってしまいます。
髪や肌の状態が揺らぎやすい今の時期こそ
しっかりトリートメントケアできれいなヘアスタイルを維持していきましょう!