明るめカラーの白髪染め
2020.05.09 color/ダメージ/白髪
白髪が伸びてきた、、
気になりますよね。
なかったことにしたい!
隠したい!
と思ってしまいませんか?
ここで濃い色素の色、
例えば真っ黒や濃いブラウンで白い部分をしっかりと染めてしまうと、
髪がダメージしやすかったり
余計白髪が目立つ原因に!
どういうことかというと、、
ヘアカラーの薬剤は
①髪を明るくする成分 ②色を入れる成分
の2つを混ぜ合わせることで
希望の色に染めています。
これは
おしゃれ染めも白髪染めも
基本的には同じ構造になっていますが、
白髪染めの場合
白い毛にしっかりと色を入れなくてはいけないため
おしゃれ染めよりもかなり濃い色素が使われています。
特に、市販のものなどは
明るくする成分も色を入れる成分も
どちらもかなり強いものが使われているため
必要以上に明るくした上に、必要以上に濃い色素を入れるような感じです。
つまり、
全体を黒くしてしまうと
染めたてはのっぺり暗くなり、
実は一度明るくなっているためダメージしやすく
色素量が多いためその後明るくしたい、などのヘアチェンジがしにくくなります。
しかも、
根元から濃い色素のもので染めているため
1ヶ月、2ヶ月後に根元が伸びてきたときに
余計白い毛が目立ちやすくなるのです。
茶色の中に白、よりも真っ黒の中に白、の方が
目立ちますよね??
白髪を目立たなくしたい場合は、
色を暗くしすぎず
ハイライトでぼかしたり、白っぽく透明感の出るカラーリングをしてあげる方が
実は気になりにくくなりますよ◎
ハイライトで馴染ませたお客様。
明るい筋を入れることで
全体を暗くしなくても白髪が目立ちにくくなり、
根元が伸びてきても馴染みます。
明るめカラーがお好きな方やあまり頻繁にカラーができない方ににオススメです。
全体を少し白っぽい明るめのカラーで染めるのも
上手な馴染ませカラーの方法です。
白髪の割合が多い方や
地毛(白髪)に戻していきたい方の途中段階のカラーリングにも。